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【話題】Twitter Japanと「あの」日本青年会議所がパートナーシップ協定締結。


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2月10日の夜(正確には11日午前1時半すぎ)、私は寝る前にツイッターのトレンドを調べていました。

すると、「Twitter Japan」がトレンド入り。なにか重要なニュースでもあったのかと調べてみると、日本青年会議所のメディアリテラシー確立委員会のアカウントに行きつきました。(下記)

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日本青年会議所といえば、「宇予くん」と称するキャラクターがツイッター上で不適切発言を繰り返し、お詫びをする事態となった公益社団法人。

ツイッター上にはこんな声が・・・



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ツイッター上での「反応」は、ここではあえて触れません。


Twitter Japan に聞いてみた

TBS NEWSは、Twitter Japanを取材しました。
(以下、メールによるやりとり)

Q:なぜ日本青年会議所とツイッタージャパンは「パートナーシップ協定」を締結したのでしょうか。金銭は発生しているのでしょうか。どのような審査があったのでしょうか。

A:日本青年会議所との提携について

今回の取り組みに金銭は発生しておりません。日本青年会議所が所属する団体向けに展開するソーシャルメディアのリテラシー教育を支援するというもので、政治的な活動を後押しするものではございません。政治に関するコンテンツのポリシー、理念に基づく広告のポリシーはすべての利用者に適用されます。(また、日本青年会議所は政治団体ではございません)

過去所属メンバーによる発言が問題視されたことは把握しておりまして、その点についても先方と協議いたしました。「過去の過ちを改めたうえで、信頼回復に努めたいと考えている」とのことで、リテラシーの教育の必要性をご理解いただいていると判断いたしました。

Twitterルールに違反する行為について報告があれば、パートナー団体であるかどうかに関係なく、厳正に審査し、必要な対応を行ないます。

経緯としましては、日本青年会議所よりソーシャルメディアのリテラシー(以下リテラシー)確立の取り組みを実施するにあたり、Twitter Japanとの連携について相談がございました。

経営者として、地域コミュニティの一員として、また親世代としての日本青年会議所の全国約3万人の会員ネットワークは、リテラシーに関する啓発活動を進める上で非常に重要なオーディエンスであり、意義があると考えました。

なおTwitter Japanは、日本青年会議所に限らず、メディア情報リテラシーの向上を目指し、教育機関や関係省庁の皆さんとの情報交換やセミナー等でTwitterの正しい使い方をご説明するとともに下記のような冊子を作成しております。

https://twitter.com/TwitterGovJP/status/1187572835939545088

※太字部分は編集部

日本青年会議所のアカウントに「お墨付き」を与えてフォローを呼びかけているのでは?

日本青年会議所のメディアリテラシー確立委員会 @medialiteracy20  がこれから毎週、リテラシーの理解やモラルを高めるのに役立つ情報をツイートしていきますので、皆さん是非フォロー&積極的に会話に参加してください。(Twitter政治:https://twitter.com/TwitterGovJP)のツイート

★リテラシーの理解や
★モラルを高めるのに
★役立つ情報をツイートしていきます、、、?

Q:Twitter Japanによる公式アカウントがこのように「お墨付き」を与えているが、ツイッターとして@medialiteracy20 のツイート内容は
(事前または事後に)チェックされていますか?政治的な活動を後押しするものではないと、おっしゃっていますが、ツイートやリツイートの内容を
チェックせずに★役立つ情報と日本青年会議所のアカウントにフォローを促しているのですか?


A:(Twitter Japan)本アカウントからは情報リテラシーに関するものだけが投稿される予定と聞いておりました。

発信するコンテンツについては事前にアドバイスをするなどして協力していく予定でしたが、このように特定の企業や団体のリツイート等は想定しておらず、当初ご提示いただいたとおりの運用をしていただくよう、既にお願いをしているところです

Q:パートナーシップ解消の可能性はありますか?


A:(Twitter Japan)JCI担当者や会員企業に対しての研修やアドバイスを提供してまいります。万一対応が改まらない場合は、様々な選択肢を検討したうえでその後の方向性を決める必要があると考えております。

Q:日本青年会議所以外のパートナーシップ事例は?


国内では特にございませんが、グローバルではUNESCOさんとの事例がございます。その他、日々関係省庁や教育機関などと情報交換は行っておりますので、引き続きこういった活動を行っていきたいと考えております。


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2020年2月12日 10:38現在・・・
「情報を見極めよう!」アカウントは沈黙を続けている・・・

メディアリテラシーの理解やモラル向上に向けた、どのようなツイートが今後あるのか注目していきたい。(つづく・・・)