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インターネットの片隅で本屋への愛をこぼす

こんにちは。突然ですが、私は本屋が大好きです。
昨日も本屋で本を開いては閉じてを繰り返して2時間を溶かしました。
目的もなく、本屋があれば寄ってしまう。
買いたい本はなかったはずなのに店を出る時には本を2、3冊手に持っている。
その魅力はどこにあるのか、自分なりに愛を込めて考えてみたい。
それを言葉にしてみたい。そんな欲求からこの文章を書いています。

またまた突然ですが、私はコミュ障です。
初対面の人と話すなんてめっちゃ疲れます。勘弁してほしいとさえ思ってます。
でも実は人に対する興味は結構あるんです。人と話せないのに。面倒な人間です。
「あの女性はなんで工事現場で働いてるんだろう。昼は学校に通ってるのかな。」
「カフェのあの人ずっと頭を抱えてるけど、どうしたんだろう」
「勉強してるあの子、成績はどれくらいかな。そもそも勉強は好きなのかな。」
人を見てるとその人の人生とか置かれた環境とかに想いが及ぶなんてこと皆様も経験があるのではないでしょうか?

本屋にいるとそれに近しい気持ちが湧いているのだなと最近気づきました。

本屋にいて、本を眺める。そうすると自然と本の後ろに人の存在を感じるんです。
筆者はもちろん、その本を手に取るであろう人。
それはどんな人なのだろう。
自分と同じ悩みや気持ちを抱いて本を手に取るのだろうか。
ビジネス書や啓発書からはサラリーマンや社会でもがく人の存在。
参考書からは勉強に奮闘する学生。
ドキュメンタリーからは現実から何かを掴もうとする人の存在。
ぼんやりとだけど、今の世の中を生きる人を感じるような気がするのです。

本は人の興味が結晶化したものという見方をすれば、本の数だけ人格があるんじゃないか。
だったら同じ本を手に取った人と何を語ろうか。
この本を手に取る人はどこを面白いと感じたのだろうか。
妄想ですが、そんなことも考えてしまいます。

本屋は私にとって、本を通して人との繋がりを感じられる場所だと思っています。しかもそのつながりは意外と強いんじゃないでしょうか。
だって無限にあると言っていい本から、同じものを選んだのだから。

人と喋りたくないコミュ障にも
人との繋がりを感じさせてくれる優しい場所。
それが本屋の一面かなと思います。
これからも甘えさせてもらいます。

お時間をいただき駄文を読んでくれた方ありがとうございます。
是非コメントで皆様も本屋が好きな理由教えていただけたらうれしいです。

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