インドで学んだアーユルヴェーダ的食事法#118
おはようございます。インド嫁です。アーユルヴェーダやヨガを勉強したり、ブログを書いたり、イベントを運営したりしています。
過去記事で、かなり反応があった「食事」に関する記事で、下記のような質問を頂きました。
反応があった記事とはコチラ
そして、質問はこちらです。
私が気を付けているアーユルヴェーダ食事法とは
今でこそ、私は食事に少し気を付けるようになったものの、20代、30代の自分は本当に食生活が偏っていました。
肌あれがひどかったのも、精神不安定だったのも、今はなんとなく理由がわかりますが、過去の自分と話すつもりで今回は書きますね。
冷たいものを避ける
私の体質はヴァータピッタです。そして消化の火は強くなったり弱くなったりする性質です。消化が弱くなる時は、呼吸が浅く、眠れない、不安感などが高まります。
これらは、中からも、外からも冷えているからです。
氷を入れた水は氷をとります。冷たい食べ物は一度冷蔵庫にはいっていたら30分ほど放置して常温に戻します。アイスクリームは例外😊
加熱したものを食べる(ただし、刺身をのぞく)
これはインドに来てから行っている事です。若いころは特に生野菜が体にいいとおもって、意識してコンビニのサラダなどをとってました。
しかし、おうせとるならヴァータピッタの私は、味噌汁、スープ、鍋などでとった方が「消化にいい」のです。
気になる栄養ですが、消化できなければいくら栄養がいいものでも吸収されません。
体がどうやって消化を行うのか、これは毎月行っている「アーユルヴェーダ勉強会」でいろいろとお話ししているのでよかったら遊びにきてください。(無料)
体と会話する
「いかに消化するか」を考え始めてから、インドで何を食べてもお腹をこわさなくなりました。
一つは、「慣れた」という事もあると思います。しかし日本にいる時より圧倒的に下痢がすくなくなりました。
その代わり、以下のような症状が始まると食事をしないで水分だけをとります。そして、あったかくして寝ます。
その症状とは、
1. 喉がいたくなる
2. 寒気がする
3. 体、頭が痛くなるです。
典型的なヴァータ異常の状態です。
1だけ、2だけ、もあります。全部来る事もあります。その場合は、もう全て予定をキャンセルして、とにかく回復させます。大体、ここでケアをすると一日かかりません。
そして外出、飲酒、夜更かし、ご飯もたべません。おなかがすいてから、うどんやおかゆ、食べたいものをたべます。
インドに来て変わった食生活
さて、質問者さんは、私の普段の食事の写真をご希望されていたので、公開しますね。
これはチラと言って、ムングダールという豆をふやかしたものをミキサーで生地にして焼いたものです。玉ねぎと、コリアンダーをトッピングします。味付けは塩とターメリック。
実は、インド料理は辛くて食べられない私。普段は、ほとんどインド料理を食べません。
デリーでは、魚と肉(チキン)は簡単に手に入ります。これはカツオとマグロの刺身を作りました。だいたいこれで3日分ぐらいです。漬け丼や鍋にして食べます。
これはバオバジというインド式サンドイッチです。手前はパンです。ギーを付けて焼きます。奥はトマト、ジャガイモをマッシュにしたものを煮詰め、マサラパウダーやターメリックを混ぜて最後に玉ねぎをトッピングします。
インド料理は、ほとんど旦那さんが作ります。彼は本当に料理が好きで、良く作ってくれます。
しかし、残念ながら、私は辛いのが得意ではないうえに、食べた後の消化にも影響するので、極力避けています。
私のとある早めの夕ご飯(5時ぐらいに食べました)がこれ。
ぱっとみて、なかなかの量だな、と反省しました。(こりゃ、やせませんw)鯛(red papper)のおさしみに、紫キャベツの炒め物と、豆腐のネギソースがけ。とご飯です。2回に分けて食べました。
コロナになってから、インドのデリバリーは本当に充実しました。もともと自炊派でしたが、家にいるので100%自炊です。でも、消化には、それが良かったのだと思います。
・作りたてを食べる。
・シンプルな調理をする
お酒が飲めなくなって良かった事
同じく、コロナで変わった事は、「お酒が飲めなくなった事」です。
酒屋さんがクローズした事や、外出しなくなったので、お酒を手に入れる機会が激減しました。又、外食がなくなったので、余計お酒を飲む機会が減りました。
お酒はあまりいいことはありません。
その理由は、以前にも書いたのでこちらをどうぞ。
コロナ中に、深刻な病気になっていないのは、こういった事も背景にあるかもしれませんね。
最後に一つ、私が最近よくとっているものに、シャタバリがあります。
メーカーはどこのでもかまいませんが、オーガニックインディアは有名です。
女性ホルモンバランスを改善するのは、なかなか食生活だけでは治せないのでアーユルヴェーダハーブに頼っています。子宮や生殖器で分泌される、エストロゲンや、プロゲステロンのホルモン分泌の改善に役立ちます。
何も、特別な事はあまりなくて、皆さんの周りにあるもので、ちょっとだけ「選ぶ」知恵をみにつけられるのが、アーユルヴェーダのいい所です。
ホルモンのバランスをとるには、ヨガと呼吸法も効果的です。
この辺りは、また別の機会にお話ししますね。
このブログでは、皆さんからの質問をインド的、アーユルヴェーダ的にお答えしていきます。お気軽にお問合せください。
それでは、素敵な一日がすごせますように。
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