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くすぶって前に進めないでいる私のために

私は多分、
自分の足で自分の人生を歩んでなかった。
 
それを子どもに見透かされてた気がする。
 
「ママは自分の気持ちを大切にって言うけどさ
 ママはそれ、できてるの?」
 
ドキ。

自分の気持ち…なんだろう?

私は側からみるとものすごく行動的なんだけど
本当に自分の気持ちや考えから
動いているのかな?
 
深掘りしてみようと思う。

ホルモン欠乏感と行動

発達特性があると
社会性の育ちが遅く
社会との折り合いをつける前に
傷ついたり、拒絶反応が強まったり
人を信じられなくなってしまったり
逆に過剰適応や
自分の中に監督をつくってしまったり
しやすいなぁと思う。

視野の狭さ、視点の切り替えの弱さ、
感情のコントロールの苦手さ、
いろいろ相まって結構苦しい。
 
感覚過敏や人との温度差に
地味に傷ついたり、1人不安になったり。
 
そして、なかなかわかってもらえない孤独。
 
社会適応がスムーズにいかない
我が子たちを見ていて
私も同じだなーと思った。

それでね、やっと自分に起こったことを
客観視できるようになったんだよね。

若かった私は自分にできることで
なんとか頑張ってきたんだと思った。
 

私が子どもの時
無意識に選択した戦略は「過剰適応」だった。

なぜなら「ドーパミンがドパドパ出る」ような
ワクワクな出来事や
目標達成における達成感の中毒者だったから。

わかりやすい数字の達成(成績やテスト)や
褒められる行為を行うことが
何よりも気持ちが良かった。

失敗してもめげずに立ち向かえたのは
達成感や評価される喜びを知っていたから。
 
でも他者評価に依存して
長いこと自分の気持ちを無視してきてる。
自分の気持ちよりも
ドーパミン分泌が最優先のクセが抜けない。
 
一度その快感を知ると
それがない時間が物足りなく思えるのかな。
完全な中毒者だわ。
常に「足りないこと」を探して
悩み、解決することで「達成感」を得ようと
もがいている気がする。
 
何もしない時間を楽しめない。
 

いい感覚が得られるホルモンはいくつもある。
 
例えば、
人に役に立つことをして感謝してもらえたり
スキンシップや触り心地のいいタオルとかで
分泌が促されるオキシトシン。
 
だからかな、私ボランティアとか好きだし
仕事も対人支援職。
やりがいがあるし、
人の役に立てると素直に嬉しい。
 
食欲をコントロールしたり
自律神経を整えたり
睡眠を促したりするセロトニン。

日光を浴びたり
運動したり、マインドフルネス瞑想などで
分泌が促されるんだけど、
セロトニンってね、
腸でほとんどが生み出されるみたい。
 
だからよね、
私、不安が募ると過食しやすくて。
セロトニンを欲してるんじゃないかしら。
 
 
この3大幸せホルモンって言われる
ホルモンたちの欠乏感が私は強いのかな。
 
得るために突き動かされる感じがある。
 
私の気持ちや考えよりも
本能的に突き動かされて生きてきた感じ。
 
自分で考えて動くことを
無意識に放棄していたかもね。
 
だって自分の考えで動いて
否定されるとすごく傷つくし、
ダメって言われるのがつらいから
周りの反応や決まったルールに従って
環境に合わせて生きていくようにしたんだ。
 
でもさ、今の時代は
多様性を認めるように進んでいるから
自己理解と自己選択の上で行動できないと
むしろシンドイよね。
 
その違和感をバリバリ感じてる。
子どもたちはそれが当たり前なんだろうけど。
 

私ね、周りに振り回されているような
気がするんだよね。
何のために生きてるのか
わからなくもなりやすいし。

今までは振り回されるんじゃなくて
周りに合わせるのが当たり前で
それでいいって思ってたけど、

今はさ、私の気持ちや考えは?って
立ち止まって振り返るからだと思う。
 
だんだん他人軸で生きてるってことに
気づけるようになってきた。

でね、周りの反応や決まったルールに
振り回されているように感じるけれど

実はその事実に影響されているのではなく
事実に影響された私の捉え方が
自分を苦しめているってことにも気づけた。

つまり自分で自分を振り回してるってことね。

そんな自分の感覚に振り回されないためには
論理的な思考とマインドフルネスだと
脳科学とカウンセリングで理解したんだ。
 
マインドフルネスを習慣化することと
しっかりと人生のビジョンを考えることが
私の人生を進めるんだとわかってきたの。


人生のビジョン

私はホルモン欠乏感に振り回されている。
いつまでも人生の舵を自分で切れない。

常にいい感覚が得られる何かを探し
それに没頭することを望んでる。

その感覚を大切にしながらも
それを採用するかどうかすら
自分で選択できたらいいんだよね。
 
俯瞰して、自分を受け入れ
フラットな気持ちで考える。

そのためには具体的なビジョンが必要だよね。
ビジョンがあるから
取捨選択できる。
 
私は何がしたいのか。

仕事におけるビジョンは明確なんだよね。

「人との関わり」を大切にして
「カラダの声の聞き方」をレクチャーする。

そのためのツールが
「筋肉のコントロール」で
それを教えてる。

 
じゃあ人生は?
 
たくさんの人と出会い、
たくさんの人の価値観に触れたい。
 
心地よい関係性でいられる仲間を作りたい。

私は自分が自分らしくあることを
あまり重要視してこなかったし
これからもそうなのかもしれない。
 
「私はこう」が強いと
いろいろ面倒だし、柔軟になれないから。
 
それが私の人生?
うーん、ちょっとわかんないな。


人との関係性を大切にすると見えてくるもの

心の近眼が強すぎた私が
マインドフルネスを続けてきて
発見したこと。

自分の人間関係の悩みを解決するのは
「関係性」を考えることだってこと。
 
それを後押ししたのは
やましたひでこさんの「断捨離」理論。
 
全てのコトやモノ、人との「関係性」を
理解し、考え直すことは人生を豊かにする。
 
私はいつも前のめりで
世の中的にいいと言われていることや
人の役に立つことは
どんどん行動していいって思っていて
 
良かれと思って動いてきた。
その「良かれ」が思い込みと気づかずに。

 
一歩引いて
相手がどう考えるかを感じてみる、
聞いてみる、理解してみる。
 
一歩引いて
私がどう感じ、どう考えているかを
理解してみる。
 
そして全体を客観的に捉え直して
自分と相手の関係性を
どうしていきたいかということと照らし合わせ
自分の発言や行動、立ち位置を決めていく。
 
それが「関係性」に主眼を置くということ。

つい目の前にある現実や
相手の表情、自分の感覚に影響されて
無意識に出てくる行動に任せていたけど

それだと空回りしやすかったり
相手の気持ちに気づきにくかったり
私の本当の気持ちに気づけなかったりした。
 
もっとビジョンを明確にして
自分を理解して
社会や周りの人を理解して
その上で
自分の選択で生きていきたい。
 
ずっとくすぶってたけど
それが今の私にできることじゃないかな。
 
子育てとパートの仕事と
家庭運営と家事を回していく上で
未来が見えなくなって苦しかった私に
今できること。


 



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