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#16 実際のところタクシードライバーになる時は不安だったのか

みなさん、こんにちは。流し(ながし)です。
現役で都内のタクシードライバーをしており、
そのかたわらタクシードライバーの転職エージェントの活動をしています。

今回はタクシードライバーの転職エージェントの仕事をしていて、実際のところタクシードライバーになると決めたときに不安はあったのか?というご質問をよく頂くので、この疑問に解答する形で記事にしたいと思います。

■実際のところタクシードライバーになる時は不安だったのか

結論ですが、はい。です。不安でたまりませんでした。ではなぜ不安だったのか理由を、またどのようにしてその不安を軽減したのかまで書いていこうと思います。

・ペーパードライバーだったから

かなり驚かれるのですが、私はペーパードライバーでタクシードライバーになりました。もちろんドライバー職についたこともありませんでしたし、車は持っていましたが、実家に保管しているような状況で車を使うのはたまに行く旅行くらいでしたので普段は全く運転はしていませんでした。ですので運転は好きでしたが、ほんとにお客様をお乗せして目的地までお送りすることができるのかという不安はありました。

・東京の道を知らなかったから

明治通りすら知りませんでした。国道246くらいしか知りませんでした。東京の道なんて数えるくらいしか走ったことがなかったですし、東京のどこのエリアに何区があるとかも全く知りませんでした。もちろん首都高も全然わかりませんでした。ですので当時はまだ地理試験があり覚えるのが大変でしたし、少しでも不安を減らしたいので山手線の駅を暗記したりしました。地理試験で覚えなければならなかったのは逆に良かったと感じております。

・未経験の業界だったから

今までの仕事はハウスメーカーの営業、飲食業、不動産FCのSV職、賃貸営業と全く違う仕事をしてきて、いままで培ってきたものがタクシードライバーに活かせるものは接客とブラック企業の免疫があるくらいしかなかったのでやはり不安でした。タクシードライバーになる人では元々バスの運転手さんでしたとかトラックドライバーでしたという方は多いので、そのような形でしたら運転も慣れていますし、都内も走ったことがあると思うので不安は私ほどはないのかなと思います。

・やばいお客様に当たったらどうしようという不安

不安の中身の話にはなりますが、この不安はかなりありました。酔っぱらっているお客様にうまく対応できるのか、道を知らなくて怒られたらどうしようとか、お客様に対する漠然とした不安はありました。

■初乗務までの不安はどのようにして軽減させたか

・タクシー系のYouTubeを見てポジティブに心を変換した

Will&J株式会社さん 

【タクシー屋さん】求人サイト公式チャンネルさん

この2つのチャンネルを研修期間中良く見ていました。
実際に街を走りながら解説をされている動画もありますので、その動画を見ることによって実際の仕事のイメージがしやすく、それが安心の1つに繋がったのだと思います。

是非これからタクシードライバーを始められる方はチャンネル登録必須だと思います。

・業界の先輩に話を聞いた

義理の父がタクシードライバーをしていたので、主な駅のつけ待ちの仕方や流し方のコツなどを聞くことができました。初乗務前にそういった現役ドライバーさんの話を聞くことができたことはかなりの不安軽減になりました。もし、これからタクシーを始めようとしている方や、今研修中でこれからた初乗務を控えていらっしゃる方は、先輩の話を聞いてみるだけでも不安が少しは軽減すると思います。

・同期と不安を共有しあった

たまたま私の1週間後に入社した同期がおり、一緒にタクシーセンターの研修を受けたり、2種免許を取得しに教習上に通ったりしていました。当然、社内の研修も同じタイミングで入り、初乗務も同じ日でしたので、前日の夜どちらからともなく電話をかけ2時間くらい、明日来るであろう初乗務の不安を語り合いました。同じ境遇の仲間に不安を打ち明けることができたのは相当にメンタル的に助かりました。あの日の夜は昨日のことのように思い出せます。

いかがでしたでしょうか。本日の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

また今後もタクシーに関する記事を書いていきます。
是非、X(旧Twitter:https://twitter.com/taxi_nagashi
の方も遊びに来てください。

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