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#11【必見】狭路で単独事故をゼロにした方法7選

みなさん、こんにちは。流し(ながし)です。
現役で都内のタクシードライバーをしており、
そのかたわらタクシードライバーの転職エージェントの活動をしています。

わたしは、初乗務をしてからわずか5か月で3回単独接触事故をしてしまいました。詳しくはこちらの記事にまとめておりますので、もしよかったら読んで下さると嬉しいです。

この3回の単独接触事故を経験して、今では3年近く無事故で会社からも無事故賞を毎年頂くようになりました。ではどのように単独接触事故を含めて撲滅したのか、具体的な策を7つご紹介したいと思います。


■狭路で単独事故をゼロにした方法7選

前半5つは対策、後半2つは予防の観点で書きたいと思います。

【対策①】狭路に出くわしたらまずは深呼吸

簡単なことかもしれないけどかなり大事だと思います。狭路に出くわしてしまったら実際、かなり焦ります。テンパる人はテンパると思います。わたしはその類なのですごく分かります。なので焦る気持ちを抑えるために一旦、深呼吸しましょう。そして売上のことは忘れましょう。今はここを無事故で出れたら勝利と、そんなタスクが降ってきたと考えることが大事です。

【対策②】車内から降りて車と障害物や壁との距離を確認する

深呼吸をしたら行ってほしいことがあります。それは一旦車内から降りて現状の車の位置や障害物を確認したり、障害物や壁との距離を確認してほしいのです。車からでいいじゃんと思われるかもしれませんが、車から見る景色と降りてから見る景色は違います。車からは見えないものが見えます。車からは狭そうに見えてもいざ外から見ると意外と幅まだ残っているなと気づくこともあります。今回は狭路での接触事故を防ぐ方法として一旦降りて確認することを推奨していますが、これはバックする際に後ろが不安でしたり、障害物の有無が認識できてない場合もいったん降りて確認することは大切になってきます

【対策③】狭路はクリープ現象だけで進行する

ほんとに狭いところは車体の幅に対して、道までの幅がこぶし一つ分しかなかったりします。そんな道に遭遇してしまうと早くこの困難な状態から脱したいという心理が働いてどうしても急いでしまう気持ちが出てきてしまったりします。だた、この場合は急がば回れなんです。ゆっくり確実にこの困難を抜けた方が良くて、アクセルを踏む必要はありません。アクセルを踏まなくてもクリープ現象で車体は動くのでその速度で充分なのです。

【対策④】サイドミラーを一番下に傾けて横との距離感を把握

この対策をしてから各段に単独接触事故が減りました。サイドミラーを一番下に傾けるというものです。これは私が単独接触事故をしてしまった時に無事故無違反の同期から教わったものです。サイドを下に傾けると地面と横の縁石や壁がミラーに移って距離感が掴みやすいのです。この対策が圧倒的に効果があったので是非やっていない方は試してほしいです。

【対策⑤】どうしても抜けれない時は周りの方の助けを求める

人間優しい一面はあります。どうしてもだれかに死角になる部分を見てほしい場合や、この先の大通りの出方がわからなくなってしまった場合はその現場で歩いている方に声をかけてみて下さい。案外助けてくれるものです。その場を歩いているということはそのエリアがその人にとって生活圏内であり道に詳しかったりします。また死角があって不安な場合はぶつけて事故をしてしまうよりも人に力を借りて無事故で帰った方がよいです。かっこ悪くてもいいのです。無事故が一番です。

【予防①】無線で呼ばれても危険な場合は無理をしない

お客様は無線で自宅からタクシーを呼ぶケースがかなりあります。その場合、時に狭い住宅街の一角からお呼びがかかることもあります。もちろん最善を尽くして向かいますが明らかにこの先、狭い道に囲まれていたり、通れなさそうな場合は、お客様に電話してある程度広い道まで来て頂くように交渉することは大事です。基本的にお客様は理解して下さいます。あきらかにリスクを背負ってお迎えに上がるのではなく相談させてもらうのは一つの手段としては有効なのです。

【予防②】ナビを使い事前に道を確認する

これは無線でお客様をお迎えに行くときや、実車中でもあてはまるのですが、目的地まで行くのに今から行こうとしている道は通ることができる幅なのか、クランクや無理な曲がり角が少ないのかをなるべくナビを使い確認しながら進行することが大切です。時にはその狭い道から行った方が近道な展開もあります。しかし狭い道よりも少し遠回りでも安全な道から行った方がかえって時間としては早く到着することもあります。なにもリスクを冒して進行する必要はないのです。狭い道に自分から行かなければ苦労することはないのです

いかがでしたでしょうか。本日の記事は以上です。
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