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#27 【実録】タクシードライバーはサラリーマンとココが違う!?

みなさん、こんにちは。流し(ながし)です。
現役で都内のタクシードライバーをしており、
そのかたわらタクシードライバーの転職エージェントの活動をしています。

私は以前は普通のサラリーマンをしておりましたので、タクシードライバーとサラリーマンの違いを独断と偏見で書いていきたいと思います。

それでは参りましょう。

■タクシードライバーとサラリーマンの違い

今回は一般的にタクシードライバーで1番多い隔日勤務との比較をしたいと思います。(※隔日勤務は2日を1日単位として働く勤務形態のこと)

①1人で仕事ができる

タクシードライバーはご想像通り1人で仕事をします。サラリーマンみたく同じ事務所で同じ空間で仕事をすることはありませんし、会議やミーティングが頻繁にあるわけではありません。ですので自分が仕事を干渉してくる人もいなければ、ほんとは帰りたいのに上司が残っているから自分も残業しなくてはならないみたいな空気感もありません。他人に左右させることなく仕事ができるのはタクシードライバーの大きなメリットだと思います。

②休憩時間も自由

サラリーマンの方は休憩時間が決まっていたり、順番に交代で休憩をとることが多かったりします。飲食店で私が働いていたときには、アルバイトの方の休憩も計算にいれつつ、ピークタイムも考慮して休憩をとるような形でしたので実質、休憩がとれないなんてこともありました。また普通にオフィスワークをしていた時はみんなで昼ごはんを食べに行ったりなどもあり、オフィスでは見れない上司の一面を見ることができたりして意外と楽しかったのを覚えています。

少し話がずれましたが、タクシードライバーは隔日勤務ですと、休憩時間は基本的に3時間です(※会社によって、休憩時間が5時間になっても大丈夫なゆるい会社もあります)。この3時間はいつ取っても問題ありません。お腹が空いたら自由にランチの時間やディナーの時間にして問題ないですし、眠たければ自由に寝ることだってできます。たばこ休憩もたばこが吸えるスポットさえ行ければ自由にたばこ休憩も取れます。休憩のタイミングも長さも自由なのは相当にストレスが少ないと思います。

③休みが多い

隔日勤務は2日を1日単位として働く勤務形態ですので月に12回、会社に行けば1か月が終わります(※会社によってノルマが違います月11勤務でもOKの会社もあれば上限MAXの月13勤務必須の会社もあります)。シンプルに会社に行く回数が通常のサラリーマンに比べて半分ですので、当然、会社の通勤時間は半分になります。タクシードライバーの方は営業所の近くに住んでいることが多いので、満員電車に乗ることは少ないですが、万が一満員電車での通勤だったとしても、その地獄の時間は半分になるだけでもメリットだと思います。

隔日勤務の月間スケジュール例

また上記の画像にもありますように、明け休みが仕事の次の日には必ずありますのでこの明け休みを駆使したらできることは無限大です。趣味に充てるのでも良いですし、お子様とお出かけしても良いですし、何か副業をするのもアリだと思います(※副業を完全に禁止している会社さんもあります。)。お子様の送り迎えをしながら、スーパーに行って夕飯の買い出しをして夕食を作っていらっしゃる先輩もいますし、明け時間を利用してTOEIC
の勉強をして始めた当初は650点だったのが半年以上明けに勉強して、毎回TOEICを受講して870点近くまで伸ばした先輩もいらっしゃいます。なので明けの時間を利用したら可能性は無限大なのです。タクシードライバーという仕事をしながら、なにかに挑戦されている方はたくさんいらっしゃいます。

④仕事量を自分で調整できる

普通のサラリーマンですと役職や職種に応じて会社から与えられるノルマがあるでしょうし、絶対やらければならない仕事があると思います。私はハウスメーカーで働いていたことがありますが、店舗ごとに年間のノルマがあり、そこから月割りにして営業マンそれぞれにノルマが降ってくる形になっていました。当然ノルマをこなさないと会議で詰められますし、自分が足を引っ張ってしまうと店に迷惑をかけてしまう格好となります。また飲食店でも正社員で働いていたことがありますが、その際はバイトの方がなかなかシフトに入ってくれず、結果社員でシフトの穴を埋める形となり、残業100時間を超えることもありました。

1つの例ですが、多くの普通のサラリーマンは仕事量が決まっていると思います。自分で仕事量を調整することはほぼできないと思います。凄腕の営業マンでしたら、手を抜いて今月これくらいでいいや。みたいな調整は可能だと思いますがそういったケースは少ないのではないでしょうか。

しかし、タクシードライバーは違います。稼ぎたければお客様をたくさんお乗せすれば良いですし、稼ぎよりもまったりやりたいんだ。という形であれば休憩多めにしてまったりやればいいのです。またこのエリアは苦手だからこのエリアは回送にしてお客様をお乗せしないで自分の得意なエリアだけで仕事するなんてこともできます。

全ては自分次第なのです。

ですので本気で稼ぎにいっている人はルールの範囲でがむしゃらに働いています。逆に稼ぎよりも明けの充実が大事だよね。という考え方でしたり、事故違反は絶対したくないから無理は絶対しない。という考え方でしたり、そもそも手取り30万貰えたら満足だから月に11勤務しかでないんだ。という考え方など、給料を第1に考えていない方はマイペースに仕事をしています。

自分の求める裁量で仕事ができるのがタクシードライバーの魅力です。

⑤頑張ったら頑張った分だけ給料がもらえる

これはタクシードライバーに限った話ではなく、フルコミッションの営業やホスト業界にもあてはまると思いますが、タクシードライバーは根本が成果給ですので頑張ったら頑張った分だけ給料に跳ね返ってきます。しかもその頑張りというのは100%自分次第です。チームで成果を上げるものでもないので誰かの影響を受けることは考えられません。また固定給ではありませんので、頑張ったって給料上がるわけではないしな、というアルバイトによくあるようなあの感覚にはなりません。もちろん自分の頑張りがダイレクトの給料に反映されてしますので、街の環境に給料が左右されてしまいやすいですし、自身のメンタル含めた体調管理が大切になってきます。

先輩後輩関係なく、歴にも左右されず最高にフェアな状態での成果報酬に魅力を感じられる方はいらっしゃるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか。本日の記事は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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