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「タクシーをエンタメにすること」とは!? JTEA会報 #5

2020年代、タクシーという移動手段はエンタメに変わっていく可能性を秘めていると思っています。
その可能性を実現するための協会を立ち上げました。

「タクシーを移動手段からエンタメに変えていく」
日本タクシーエンターテインメント協会(JTEA)
発起人 ヨナシロ
です。

本日は「タクシーをエンタメにする」ことはについての内容です。

当協会は
「タクシーをエンタメ(面白い存在)にする」ことで
「より良いタクシーの利用体験を創る」ことを目的としていて、
映画、ゲーム、漫画、. . . . 「タクシーに乗る」という新たなジャンルの確立を目指し、タクシーの隠れた面白さを全て炙り出していきます。
過去の記事
「「日本タクシーエンターテインメント協会とは?」 JTEA会報 #1」
https://note.com/taxi_driver1/n/n9242b8b5e1f5
「協会設立のきっかけ」 JTEA会報 #2
https://note.com/taxi_driver1/n/n08c1934e8476
「エピソードに特化!タクシーエピソード支部」JTEA会報 #3
https://note.com/taxi_driver1/n/n506d63f45263
「発起人挨拶を掲載」JTEA会報 #4
https://note.com/taxi_driver1/n/n9e0e790f0caa


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タクシーをエンタメにすることとは?
そう聞かれると一言では答えられないと思います。

ある方向から見れば、乗ることで感じる部分かもしれないし、
ある方向から見れば、外見なのかもしれない。
またある方向から見れば、運転手個人個人のことかもしれません。

シンプルにお伝えできないことは良くないのかもしれませんが、
「タクシーをエンタメにする」というのがもうそれを表しているとも思っています。
エンタメなので、娯楽です。移動手段ではなく、楽しめるモノにするということです。

具体的に示せ!となると、乗ることも、見る事も、運転手のこともそれぞれがまた細かくなっていきますが
そんな中で「タクシーをエンタメにする」ことは、『ちゃんと話を聞いたらタクシー運転手悪いやついない説』を当たり前にすること。
という記事があったのでそこから少し抜粋して記事も載せることにします。

タクシーには少なからず、問題が起きます。
運転手の態度に苛立ったり、道が詳しくなくて遠回りされたり。
そのような問題のうち、今回の話は運転手の態度に関連したお話です。

YouTuberであり、音楽ユニットのスカイピースのメンバー「☆イニ☆」さんが体験したタクシーでの出来事がニュースになりました。
その内容が
「タクシーに乗ってみたところ、運転手の態度ににムカついた。
でもいろいろ話してみたら案外相手を理解できて良い人だと思った。」
というモノです。

そこから『ちゃんと話を聞いたらタクシー運転手悪いやついない説』を当たり前にすることを考えてみた話です。

タクシー運転手へのイメージは環境の問題

東京でタクシー運転手に雑な態度をとられるとムカつくけど、
地方や海外にいけばそれも受け入れられるということもあると思います。

その例えで、
スリムクラブの真栄田さんがテレビで以前話していた沖縄のタクシーの話をよく使います。

沖縄で、仕事に向かうためにタクシーに乗った真栄田さんは途中、工事で通行止めになっているところに遭遇しました。
もうバックするしかない状況のなかで、運転手から出た言葉が
「はいっ!お客さんっ、降りて後ろ案内してっ!」
と言われたそう

テレビではポジティブなエピソードとして取り上げ、笑いも起きていました。

ですがこれ、東京で同じことが起きたらどうなるか?と考えると想像に難しくないと思います。
その前後の運転手とのやり取りで生まれた関係性によっても変わると思いますが、

きっと真栄田さんが体験したようなことが東京で起きたら、クレームもんです。

東京ではクレームに繋がりやすく、
沖縄だと受け流しやすいと思います。

観光地であることや(ワクワクした気分)
その地域の空気感(沖縄のテキトーさ)
があることで、
沖縄ではある程度の大雑把な運転手に出会っても想定済みだし、むしろ楽しめる。

一方、
仕事をする場所(緊張感がある)
なんとなく殺伐(プロならしっかりやれ)
である東京で尚且つ運転手の情報がなさすぎて、不信感を抱きやすい。

という環境の要因があります。

運転手への負のバイアス

そんな東京の空気感に、情報が少なすぎて(遠回りするかも?)不信感を抱いたお客様が乗ってくると、余計な思い込みを持つこともあります。

記事に書いてある☆イニ☆さんが体験したイライラは、
乗ってすぐの“話し方やため口”の時点で嫌悪感を抱いています。
その後の態度も、バカにしたような半笑いも
当然接客として良くないのは大前提ですが
ただ運転手がそういう人なだけで「こいつバカにしてるんじゃないか?」という思い込みの可能性もあり得ます。

※☆イニ☆さんが悪いとは思っていません。
“乗って来た瞬間からタクシーへの不信感を持っている人がいる”ということの例えです。

運転手の情報がないうえに、
タクシー運転手は「遠回りする」「雑な接客する」というイメージによって
認知の部分で疑いを持つバイアスがかかっていると思っています。

ですが、
タクシーに乗る人で話しかけてくる方は、タクシー運転手のことを理解しようとしてくれます。
それが当たり前の方は、
話してみれば案外、タクシー運転手は悪い人がいない
ということに気づいていると思います。

それは、僕自身がタクシー運転手をしながら周りの運転手を見ても感じることですし、
実験的に何度も客としてタクシーを利用しても
そう感じます。

気づいている人だけ気付いているのが今の状況ですが、
もっと運転手のプロフィールや得意な地域等の情報を見せ、
タクシー運転手を理解することが出来る仕組みになれば
「ちゃんと話を聞いたらタクシー運転手悪いやついない説」
が当たり前の業界になり、余計な不満を生まずに済むと思います。


タクシーをエンタメにすることとは?
ひとつは「ちゃんと話を聞いたらタクシー運転手悪いやついない説」を当たり前にすることで、気軽にタクシーを利用できるようにすることです。



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日本タクシーエンターテインメント協会HP(仮)

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