見出し画像

1月、2月のタクシー需要とタクシードライバーのライフススタイル

おはようございます。
タクシーちゃんねるのげん太です。

閑散期である1,2月のタクシー需要とこの時期のライフスタイルを書いています。特に読んでほしい箇所を「◎」付けています。
時間がある時にぜひ最後まで読んでくださいね。

1,2月は閑散期にあたるが今年はどうだろうか

1,2月のタクシードライバー職は閑散期で例年、暇なことが多いです。しかし今年の私の予想は「需要がある」と思っています。その理由は、東京のタクシードライバー増加が、タクシー需要に追いついていないことが挙げられます。今後デビューする人はある程度まとまって控えていますが、研修中だったり、デビュー直後でスキルの低いドライバーが多いです。そのため2024年度、前半は閑散期シーズンでも基礎的なスキルを駆使することで問題なく稼げるというのが私の予想です。

1,2月は有給休暇を取るドライバーが多いシーズンのひとつ

有給休暇を取ることに適しているシーズンが1~2月だったりもします。業界的には閑散期にあたるので、ゆっくり休むことも良いでしょう。有給を取れる会社のベテランドライバーの多くはこの閑散期に有給をまとめて取得しています。有給取得が多い時期は1月、2月とゴールデンウィークがある5月が多いです。私もこの時期に例年連休をとっています。

◎2月は29日までと日数が少ない分、休みも少ない

今年の2月は29日までありますが、他の月と比べて2月は日数が少ないです。
これもタクシー会社がずるいなと思う点のひとつですが、12勤務とか13勤務っていうのは月の日数に関わらず乗務しなければなりません。一般企業の土日祝休みとかであれば、月の日数が減る時に「勤務日」と「休日」は平等に減ることが多く、月給制であれば給料は変わりません。しかしタクシー業界は、月の日数に関わらず13勤務や12勤務なので「勤務日」は変わらず、「公休日」だけが減ります。月給制ではなく歩合制です。タクシー業界はしっかり働かされる環境ではあるため稼ぎが良く、自分に経験として残せる営業手法で、しっかり休める会社に入るべきです。

◎春節(2/10~)による中国からの旅行客狙い

中国の春節(旧正月)という大型連休期間が今年は2月10日から17日までの8連休となっています。(中国、意外とと連休あっていいな)ここ数年、この春節期間中に日本へ多くの観光・買い物旅行客が殺到します。この中国需要を逃さないように立ち回ることも大切です。現場を見ていると、空港等には中国人の謎の白タクもどき(多分白タクだけど確証がないから)は多く、日本のタクシーに乗る中国人はロングというよりはミドルとかショートの距離を乗ってくるイメージです。特に昼は銀座を軸にしたミドルやショートの積み上げは大事になってくるので、「春節」を意識しながら立ち回ってみてください。

車内が乾燥しやすいため、風邪を引きやすい

冬季シーズンは車内の乾燥がひどく、仮眠した時に一瞬で喉がカサカサになったという人も多いでしょう。1~2月も乾燥には要注意です。濡れたタオルやハンカチを置いておくだけで全然違います。風邪をひいて出番を落としてしまうと、その日の売上は「0円」です。どんなに売上が悪くても、健康で出庫した方が期待値は高いというのが労働です。風邪で体調を崩してしまうと、プライベートも充実しなくなってしまうので、車内の乾燥による風邪は気をつけて欲しいです。

長期休暇で旅行をするドライバーも多い時期

私が長期休暇で旅行(海外)をしようと思って、一番気になるのは「航空券の価格」とホテルの価格です。例えば、韓国で調べてみると1月が安い時期ですね。

航空券比較サイト、スカイスキャナーより

こういった航空券やホテルが安い時期に「連休」をとって、休暇を楽しむことができるのことも東京タクシードライバーの魅力です。私もタクシードライバーの仕事をしながらつくづく思っていますが、時期や日付を少しずらすだけで、「お得」で「スムーズ」に買い物や旅行、観光ができます。世間が休みの時の旅行は、高くて混んでいます。東京のタクシードライバーはしっかり営業所を選ぶことができれば「稼ぎ」と「休み」の両立ができます。航空券やホテルが安くて空いている時に「まとまった休み」をとって、日頃しっかり稼いだ「お金」で遊ぶことができます。これができる未経験から即正社員…の仕事ってなかなか無いと思います。長期休暇の時期を選べて、しっかりお金が稼げることは、東京タクシードライバーの大きな魅力です。

◎新年始まって目標を再設定する時期

新年始まったので「目標」再設定することも良いでしょう。もちろんタクシーの目標は無事故無違反、ノークレームで「売上」や「月収・年収」についての数字設定が多いでしょう。さらにプライベートでも「〇〇がしたい」とか「〇〇を買いたい」、「筋トレ・痩せてきれいになりたい」といった私生活でやる気が出る目標があると良いですね。ここでは、げん太経由で転職をしたタクシーチャンネル出身者に目標の目安を与えます。この目安を参考にご自身に合わせた目標を自由に設定してください。

税込90,000円(税抜81,818円)×11.5勤務=940,907(月の税抜売上)
歩合率61%で月給ベースが573,991円
年収に直すと689万円 ※13勤務で年収793万円
デビューから3ヶ月程度でこのあたりの数字は無理せずに達成できると思います。一つの基準にしてみてください。

【要注意】目標を設定しないとタクシーの仕事の成果は、下がる一方になります。

閑散期にやっておきたい身体メンテナンス

タクシードライバーが大切にするべきは、健康な身体です。繁忙期に比べて閑散期には明けの日の疲れも残りにくいので、明けの日は身体のメンテナンスに時間・お金を費やすことも良いでしょう。特におすすめしたいのが「視力のチェック」。深夜の流し営業等で「眼精疲労」が溜まっていると自覚なく「視力」が落ちていたりしています。検査すればすぐにわかりますが、必要に応じてメガネやコンタクトの度数を上げましょう。原始的な話ですが、視力が低いから、流し営業でお客さまの見逃しがあったとか、対向車線や100メートル先のお客さま候補が見えないとかは多いです。視力が悪いと深夜の運転中の視界が全体的に暗く見えてしまいます。視力の低下が売上低下につながっているドライバーは意外と多いと感じます。

それと腰、肩、首はしっかり休めたり、明けの日に適度な運動を意識して過ごしてほしいです。整体や鍼治療に行っている人も多いので、「痛くなる前の予防」に力を入れてください。「予防」に力を入れている人とそうでない人の差は大きいです。


本日は『1,2月のタクシー需要(閑散期)とライフスタイルについて』まとめてみました。これからデビューされる方、未経験ドライバー、今後タクシー業界への就職される方の生活が豊かになるようnoteを書いています。

私は、たまたま縁があって入ったタクシー業界で6年目になりますが、東京のタクシー業界は優良会社でいいホワイトな職場もあります。いい職場に入ることができれば、多くのメリットを得ることができるので生活は豊かになると思います。

この記事が参考になれば、
ぜひ「♡スキ」を1回タップしてくださいね。

【関連記事】5年目タクシードライバーお仕事の振り返り【東京】

また次の記事でお会いしましょう。
タクシーちゃんねる・げん太でした。


この記事が参加している募集

仕事について話そう