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公約反故を許すな

※お知らせ※
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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

6月20日告示、7月7日投開票の東京都知事選に立憲民主党の蓮舫参院議員が立候補することが発表されましたね。

このニュースを受け早くも小池か蓮舫かといった意見が飛び交っていますが、まだ公約すら発表されていないのですからもう少し落ち着きましょうと思うのと同時に、個人的には誰であろうが現職に強力な対抗馬が現れ、選挙が注目されることは大変良いことだと思います。

「立憲だからダメ」という頭ごなしの拒絶は、「自民党しかダメ」という妄信と向いている方向が違うだけで言ってることは変わりません。

共産党推薦候補が首長になれば都は終わるという人は、これらの自治体がどう終わったのかを具体的に説明すべきでしょう。

念のために申し上げておきますが、私は立憲民主党も日本共産党も、というかどの政党も支持していません。

支持するのは「減税」という政策です。

ですので「ウ●コ味のカレー」と「カレー味のウ●コ」の選択肢を前にあれこれ言い合う不毛な言い争いには興味がありません。

それよりも今回の都知事選も、もっと違う点に着目すべきだと私は思います。

それが冒頭の蓮舫氏のこれです。

8年前の7つのゼロ公約。
介護離職、残業、多摩格差、満員電車、どれもゼロになっていません。

私はこの言葉が出てきただけでも、今回の蓮舫氏の出馬は大いに意味があると思います。

先日の補選もそうでしたが、毎度毎度有権者に「ぼくのかんがえたさいきょうのせいさく」をお披露目することを「選挙」と呼ぶことが当たり前になっているこの国において

前回の公約が全然達成されていない

という指摘はきわめて的確で、今の政治に圧倒的に欠けている部分です。

約束は「新たな約束を重ねること」ではなく「守ること」が大切なのは小学生でもわかることですが、残念ながら日本ではいい大人がこの常識を忘れています。

だからこそこうした

前回選挙の公約はどうした

と蓮舫氏のような強力な影響力を持つ候補者の発信は非常に素晴らしく、有権者に「常識」を取り戻させる絶好のきっかけになることでしょう。

なので個人的には都知事選で小池都政の公約反故に対する怒りの世論が生まれることを期待しています。

そしてその「前回選挙の公約はどうした」という世論が次の衆院選ではこうした人に向けられればどんなに素晴らしいことでしょう。

世の中にはいろいろな考え方がありますから、政治思想が違うことはなんの問題もありません。

しかし「公約反故」はイデオロギー以前の話です。

これを許している限り日本の民主主義は「形だけのもの」にすぎません。

この国では選挙に勝つ方法を「耳障りの良い公約を並べること」から「公約を守ること」に変える必要があります。

そういう意味からも今回の

前回選挙の公約はどうした

という争点は非常に重要です。

この話は蓮舫氏を応援しろという話ではありあません。

誰を支持するかは各々が考えればいいですが、「公約反故への批判」に賛同しない理由はないという当たり前の話をしています。

「公約を守る」という子供でもわかる前提が無ければ、誰が首長になろうが政権を取ろうが同じだからです。

私達がこの常識を取り戻し「公約はどうした」という世論が起こせるかが都知事選の大きなポイントになることでしょう。

政治家が「公約は守るもの」という当たり前のことを当たり前に努力するよう党派に関係なくお尻を叩き続けましょう。

ということで、今日はここまで。

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