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節電で冷蔵庫のコンセントを抜く人はいない

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのニュースから。

冬の節電要請始まる 都内遊園地でも一部の照明消すなど対策
この冬の厳しい電力需給に対応するため、政府は全国の家庭や企業を対象に、12月1日から節電要請を始めました。
東京都内の遊園地でも一部の照明を消すなど対策を行っています。
~中略~
松野官房長官は、午前の記者会見で「電力の需要対策として、12月から3月までの間、重ね着などをして室温を下げる、使っていない部屋の照明を消す、お湯の出しすぎに注意するなど無理のない範囲での節電・省エネにご協力をいただきたい」と呼びかけました。

ご覧のように政府から節電要請が出されました。
それに伴い私のツイッターアカウントも節電を実施中です。

言うこと聞いたので、政府も私の減税要請にも答えるべきだと思います笑

冗談はさておき、この国ではタートルネックを着ろだの厚着をしろだのと、政府自治体が国民が着る服にまで口出しする悪い冗談のような状況になっているわけですが、昨今の電気代高騰を受けて言われなくても多くの人はすでに節電に励んでいると思います。

ではここで質問です。

「節電するために我が家では冷蔵庫のコンセントを抜きました」という人はいるでしょうか?

まずいませんよね。
冷蔵庫の温度を「強」から「中」に変更する人はいても、電源を抜いて使わないようにすることは普通はしません。

では「節電のために電気を解約しました!」という猛者はいるでしょうか?

当たり前ですがそんな人もいないはずです。

説明するまでも無いですが、節電とは電化製品や電気自体を全く使わないことではなく

●不要な照明はこまめに消す
●便座の温度設定を下げる、または電源を切って便座カバーを付ける
●暖房の温度が逃げないように厚手のカーテンに変える
●眠る時は湯たんぽを使う
●省エネ性能の高いエアコンに買い替える

といったような工夫のことを指します。
ですので今回の政府の節電要請に対し、「原発動かせ」とか「まず国会議員が節電しろ」という人はいても

「節電したら冷蔵庫の中の物が全部腐るじゃないか!」

と怒っている人はいませんし

「電気を解約したら生活できないだろ!」

と怒る人もいません。
当然ですよね。
もしそのような人がいても、皆さんそっ閉じして相手にしないと思います。

さてSNSで「減税しろ!」と言っていると、よく「救急車が有料になって道路も穴だらけになってもいいのか!」という人に絡まれます。

何が言いたいかわかりますよね。

「減税」とは「無税」ではありません。
「減税」とは「税率を今より下げること」です。
それは税率0.1%の減税でも減税です。

節電が電気の無い生活ではないように、減税も税収がゼロの世界ではありません。

それなのにいきなり救急車が有料になり、自衛隊が無くなり、道路が穴だらけになると考える人は納税思想が高揚していますので注意しましょう。

そんな非常識な心配より、稼いだお金を半分も政府に取られているのに、電気すらまともに供給されない事実をよく考えるべきでしょう。
過去最高の税収を記録しながら「厚着をして節電してください」と政府に言われていることを疑問に感じるべきでしょう。
税と社会保障の国民負担率が48%にまでなっているこの国で、まだ増税しないと国民の生命や財産を守れないという政府はおかしいと思うべきでしょう。

かといって「政府を打倒しろ」と言いたいわけではありません。

これは政治家や役人個人の問題ではなく、事なかれ主義、前例踏襲、リスク回避、問題先送りという思考が染みついた組織の構造の問題です。
そのうえで政官と業界団体が利益を貪る社会構造になっていて、そこに主権者である国民の意思の反映が入りこむ余地がないことが問題なので、誰がやっても結果は同じです。

特定の政党や政治家を支持しない理由はそこにあります。

腐敗は避けられないのだから、必要なことは政府の持つその権限を最小限にすることです。

お金は権力です。

減税で政府に与えるお金を減らすことは大変重要なことなのです。

ということで、今日の記事はここまで!

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