今年の漢字が「税」に決定
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
今年1年の世相を表す「今年の漢字」が「税」に決まりました。
2014年も「税」が選ばれていますが、その時は「消費増税」が理由でした。
しかし今回は増税だけでなく
減税の動向に注目が集まった
となっていますので、これはまさしく
減税世論が社会を動かすほど大きくなった
と言っていいでしょう。
減税世論と言えばもう一点、こちらのニュースにも触れておきましょう。
来年度の税制改正大綱にトリガー条項が「引き続き検討」という内容で記載されることになりました。
皆さんいろいろ意見はあるでしょうが、私はこの件を評価しています。
トリガー条項についての詳しい説明は前記事でまとめているのでそちらをご覧いただくとして
トリガー条項は2011年に凍結されて以降、その凍結解除について何度も国会で質疑されてきたのが事実です。
例えば立憲民主党の現代表である泉健太議員も平成25年にこのような質疑をしています。
しかしその凍結解除を積極的にアピールする政党も無ければメディアで取り上げられることも無かったためその検討は一切行われず、毎回政府には「買い控えや混乱が」というコピペ答弁で一蹴されるというのが実情でした。
そんな状況を一変させたのが「みんなの1万いいね」です。
2021年10月、国民民主党の玉木代表のこのトリガー条項を求めるポストに1万いいねが付きました。
調べていただければわかりますが、当時の玉木代表は数千いいねが付けばかなりバズった方で、万バズは今のようには多くありません。
玉木代表は2018年にもトリガー条項の凍結解除を衆議院本会議で訴えていますが、前回には無かったこの反応には手ごたえを感じたことでしょう。
この世論の反応を受け、その直後の衆院選で国民民主党はトリガー条項凍結解除を追加公約にすると発表します。
その後トリガー条項は、自公国の3党協議まで発展したものの、
業界団体の反対もあり残念ながら補助金の拡充となっていくわけですが、全く相手にされなかったトリガー条項がここまで注目を集める政策にまでなったのは「減税世論の力」であることに間違いないでしょう。
ちなみにこの衆院選においてトリガー条項を選挙公約にしたのは国民民主党のみだったわけですが、翌年の参院選ではこれだけの政党の公約に「ガソリン減税」をねじ込んだわけですから「みんなの声が確実に政治を動かしている」というのはこの部分からでもよくわかります。
さて、3党協議の末に立ち消えとなったと思われていたトリガー条項が、この冬に再び「検討」のテーブルに上がりました。
そして前述したように、そのことが来年度の税制改正大綱に記載されることになりました。
繰り返しになりますが、2021年10月の「トリガー条項への1万いいね」からわずか2年で税制大綱に「検討」と書かせた「世論の力」を私は評価しています。
ただしもちろん満足はしていません。
ですのでこのニュースに「検討だけかよ」「いつまで検討してるんだ」と怒っている皆さんの意見には100%同意します。
トリガー条項を「検討」に留めているのは自民党及び公明党です。
それをさせているのは、「毎日言う」を止めた国民民主党です。
自らもトリガー条項を公約に掲げながら国民民主党と共闘しない立憲民主党です。
トリガーに反対しながらトリガーよりハードルの高い暫定税廃止を謳ってやってますポーズに終始する日本維新の会です。
トリガーが凍結したままなのは、与野党全員の責任ですのでバンバン叩きましょう。
トリガー条項がここまで来たのは減税世論が社会を動かすほど大きくなったからです。
さらに減税世論を大きくするために、何が当たるかなんて誰にもわかりません。
ですのでみんなが思い思いの方法や表現で「トリガーをやれ」と騒ぐことが大切です。
政府が一番望むことは「みんなが黙ること」。
そうはさせないよう、また来年の漢字は減税の「減」になるように引き続き
ごちゃごちゃうるせぇ!減税しろ!
と言い続けていきましょう。
ということで、今日の記事はここまで。
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