密室政治をぶっ壊せ
こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。
今日はこちらのポストから。
これは今年の1月の私のポストで、当時行われていたトリガー条項の3党協議について
情報公開は主権者たる国民が政治に参加するためには不可欠であり、民主主義杜会の根幹なのだから3党協議を密室でするな!
という内容です。
説明するまでも無いですが税に関することが密室で決められることはあってはいけません。
それなのに「密室で税制が決められる」という異常な事が「インナー」と呼ばれる与党幹部の非公式会合によって平然と慣行として行われているのがこの国の政治でした。
しかしこの「密室政治」が遂に壊されることになりそうです。
先日、YouTubeチャンネル「ReHacQ-リハック-」に国民民主党の玉木代表が出演しましたが、その中で玉木代表は
税制が決まる意思決定過程をオープンにする
と明言しました。
該当部分を書き起こします。
11月20日朝11時に自民党と公明党と国民民主党の3党の税調会長が集まって初会合をした。
私が今回ぜひ成し遂げたいのは、成果を取りたいことと同時に、この税制を決めていく意思決定過程をできるだけオープンにしたい。
自民党税調の中でもさらに「インナー(非公式会合)」ってあるじゃないですか。
言葉が凄いんですが「インナー」ってもう「中ですよ」っていう、他の自民党議員でさえその意思決定過程にはアクセスできないんですよ。
自ら「インナー」と名乗っているということはいかに意思決定が「インナー」かでしょ。
やっぱり課税という「ポケットに手を突っ込まれること」に対して、議会でオープンで租税民主主義というようなことがあって初めて今日の近代民主主義は成り立っているんだけど、誰にどういう税金を掛けていくら取るか取らないかみたいな話が極めて少数の特定の政党の特定の人達で決まるなんていうのが当たり前のように続いてきた、この古い慣習を今回一気に変えたいというか表にしたいです。
だから最終的に我々の交渉が成功するか失敗するかはまだわかりませんが、じゃあ何を要求してどこまでいってなぜダメなのか、こういった意思決定過程のプロセスをこれからできるだけオープンにしますから。
以上ですが、これも与党過半数割れが生み出した新たな「政治の形」です。
さて、ここからが大切な話です。
今日この玉木代表の「税制が決まる意思決定過程をオープンにする」という発言を取り上げたのは「タマキン最高!」と褒め称えるためではありません。
我々にとって重要な事は
これをやらせること
です。
公党代表がネット番組という公の場で「オープンにする」と有権者に約束したのですから、当然私達はこれが実行されているかをチェックし、やらない場合は「約束を守れ」と要求する必要があります。
そして実行され、減税が実現したならばそこで初めて「タマキン最高!」と言うべきでしょう。
政府の経済対策に「103万の壁」と「ガソリン減税」が「結論を得る」と明記され、年末の税制大綱に向けての具体的な議論が始まります。
玉木代表は前述のネット番組で「支持者や議員が納得できない結論に至ってまで合意するつもりはない」と明言していますので、「減税公約の実現」からは一歩も譲らず交渉に挑んでいただけると思いますが、その交渉の際に大きな力になるのが
「減税しろという世論」
です。
その「減税世論」を大きくするために必要なのは玉木代表の言うように
与党に何を要求してどこまでいってなぜダメなのか
という「公開性」であり、そこで明らかにされる「与党の屁理屈」に対する世間の「怒り」や「不満」です。
今回の減税はそういった情報を得ながら世論をさらに高め、与党過半数割れが起こっている今の間に有権者全員で取りにいくものでないとなかなか難しいものになるでしょう。
だからこそ「何が起こっているのか」を随時オープンにするようしつこく要求していきましょう。
ということで、今日はここまで。
初の電子書籍が発売中です。
詳しくはこちらから。
更新の励みになりますので、ナイス減税!と思った人はスキ、コメント、サポートお願いします(・ω・。)
それでは、ナイス減税!
ここから先は
¥ 300
温かいサポートありがとうございます! 頂いたサポート代は、書籍の購入などに使用し減税活動に還元させていただきます。