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【速報】タイ政府、7月に終了した軽油減税を復活へ

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのニュースから。

こちらはタイのニュースで

タイ政府が軽油減税を検討

というものです。

タイでは、今年5月の総選挙で第1党となった民主派政党の前進党が連立政権の樹立を目指しましたが、他党の強い反発で首相の選出を阻まれ政治空白が続いていました。

この混乱に乗じて第2党だったタクシン元首相派のタイ貢献党が主導権を握り、親軍派の政党など巻き込んだ計11党の大連立政権が誕生。

そして先日、新首相としてセター氏が選出されました。

そのセター新政権が、軽油価格を30バーツ(約123円)以下にすると発表したことに関する内容が今回のニュースとなります。

では早速記事を読んでみましょう。


応援の準備をしましょう!

なぜなら物品税局が、軽油価格を1リットル当たり30バーツ(123.8円)以下に抑えるというセター新政権の方針に対し、軽油の物品税減税を提案しているからです。

先日、セター首相は軽油の小売価格上限を現在の32バーツ(132円)以下から30バーツ(123.8円)に引き下げると発表しました。

それに対し物品税局は、現在のリッターあたり6バーツ(約25円)の物品税を2バーツに減税する「軽油の物品税減税」を立案中で、近く政府と財務省に提案される予定です。

ただ軽油の物品税を1バーツ減税するたびに月20億バーツ(約80億円)の減収が見込まれることから、エネルギー省との調整も必要です。

しかしこの減収額は、5バーツ(約21円)の減税を行った前政権より低いものであることから対応可能レベルと考えられており、何か月間の減税が可能かという算定を待っている状態ということです。


以上、ざっくり要約してみました。

記事にもあるように、タイでは前政権も

軽油価格の上昇は輸送費を引き上げ、商品やサービスの小売価格上昇につながり国民生活に影響を及ぼす

として、2022年2月から軽油減税を行っています。

最初は3バーツの減税でしたが、2022年5月からは5バーツに額を拡大し減税を延長。

その後も今年の7月20日まで合計7回の延長を行ってきました。

ちなみにタイのガソリンスタンドでは、ハイオク、レギュラー、エタノール10%混合ガソリン、エタノール20%混合ガソリン、エタノール85%混合ガソリン、軽油、バイオディーゼル7%混合軽油、バイオディーゼル20%混合軽油、天然ガス、液化石油ガスと日本では考えられないほどの種類の燃料が販売されていますが、

「ガソリンが減税対象じゃないなら軽油減税も止めろ!」

なんてアホな話は誰もしていません。

また前政権による軽油減税が7月20日で一度終了し、今回新政権により再度減税が検討されていますが、その報道が流れても「買い控えや混乱」といった論調の報道記事も皆無です。

というか、ここ数年でガソリン減税が行われた国々においてそのような問題が起こっていないのですから、

トリガーは灯油重油を対象としない!

減税は買い控えや混乱が起こる!

といった減税に反対する政府目線おじさんの屁理屈は

減税するとイルカが攻めてくる!

くらいの荒唐無稽な話ですので、電車で大声で独り言を話すおじさんに出会った時と同様に目を合わさずミュートしておけばいいと思います。

そういう人達を相手にしても国民負担は減りません。

業界団体はこうして政府に対して要望を伝えていますので、

同じように我々も与野党の国会議員に言いましょう。

でもそのためには、業界団体のような「可視化された数」の力が必要です。

ということでクルマ減税会に入りましょう笑

政治家は1人の声より、10人、100人と数が多くなると動きます。

クルマ減税会への参加は、活動費等の費用は一切かかりません。

またなにか活動を強制されることもありません。

数が力になりますので、クルマ減税会で是非一緒にガソリン減税を訴えていきましょう。

ということで今日の記事はここまで。

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それでは、ナイス減税!

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