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「行革をして家賃補助に」と「公金チューチューを見つけ給食無償化に!」はなにも違わない

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こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこちらのポストから。

現在都知事選に立候補している蓮舫氏のポストをお借りしました。

引用ポストを覗いてみると、私のフォロワーさん達が「そもそも取るな」「減税しろ」と素晴らしい反応をしていますが、全くその通りです。

そもそも「何を無駄とするか」は人それぞれの価値観でしかありません。

また自分のお金を無駄なく効率よく使えるのは自分だけであり、仮に無駄に使っても誰にも迷惑をかけることはありません。

しかし税金は違います。

もし「クラシックカーはその時代の製造技術や国の経済状況などがわかる歴史的な文化遺産だから莫大な税金を使うべきだ!」と言われたらどう思いますか?

きっと「大賛成」という人もいるでしょうし、「そんなものに使うな」という人もいるでしょう。

そして「クラシックカーの保護」を指さし「無駄」という人でも「野生動物の保護ならOK」となる場合もあるし、それを聞いて「野生動物なんて!それより漁業の支援だろう!」という人もいることでしょう。

でもこれらの意見は、誰一人として間違ったものではありません。

なぜなら「何が無駄か」や「まとも」や「正しい」は、個人の価値観で変わるからです。

プロジェクションマッピングもそれを見て感動した人からすれば「無駄」ではありませんし、食料品の高騰に悩む家庭にとっては家賃補助よりもそちらをという人もいるのです。

ですので「税金を無駄なく使う」なんてことは理想論であり、実際には絶対に不可能です。

なので蓮舫氏のこのポストは0点であり、そんな理想論で有権者をミスリードし票を得ようとする姿勢は徹底的に批判すべきでしょう。

そしてもちろんこれは暇空茜氏の

公金チューチューを見つけ、それを財源にした給食無償化を!

も同じです。

「行革をして家賃補助に!」と「公金チューチューを見つけ給食無償化に!」は何が違うというのでしょう?

家賃補助は「無駄」で「給食無償化」は正しいというのは、個人の価値観でしかありません。

減税を前提にしない「公金チューチューを無くす」は、新たなチューチュー先を作るだけの欺瞞でしかないでしょう。

これは当然他の候補者でも同じです。

減税以外で政治家がやることは

その政治家の価値観による「正しい使い道」に税金を使うこと

だけです。

つまり

政治家の持つ価値観を丸呑みしなさい

というのが「税金を無駄にしない」という言葉が持つ意味なのです。

だからこそ政治家の言う「正しい使い道」は、あなたにとって「無駄なもの」になることは十分にあります。

でもその時にそれを批判できるのは「減税しろ」「そもそも取るな」と言っている人達のみです。

「税金を自分の価値観に合わせて使え」といっている人は、隣で「いや私の価値観に合わせて使え」と言っている人を批判する資格はありません。

なぜなら自分の価値観を隣の人に押し付けようとしていたからです。

そうしたからには結果的に隣の人の価値観が採用された場合は、嫌でも従うしかないのは当然のことでしょう。

一方、減税は違います。

「減税しろ」「そもそも取るな」は

私のお金は私が無駄なく使うし、隣の人のお金も本人の意思で使わせなさい

という主張です。

減税はそのお金を旅行に使おうが、子供の新しい服に使おうが、貯金しようが、生活費にしようが、デート代、推し活、投資にと全て自分を含む全ての人がそれぞれ使いたいようにお金を使うことができるという

各自の価値観による「正しい使い道」が実現できる唯一の方法

なのです。

大切なのは為政者の甘い言葉に騙されることなく

取って配るなら最初から取るな

と強い意志で減税を迫っていくことだと私は思います。

他人の納めた税金をあなたに使うと約束した政治家に投票するなら、彼らがあなたのお金を取って他の誰かに与えても文句を言う権利はない。

トーマス・ソウェル

ということで今日の記事はここまで。

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