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日本も北朝鮮も民主主義の国です

こんにちわこんばんわ。
全ての増税に反対し、全ての減税に賛成する自由人、七篠ひとり(@w4rZ1NTzltBKRwQ)です。

今日はこんな一文から。

憲法では人権の保護と民主主義的な政府について規定されているが、最も強大な権力は最高指導者を中心とした特権階級層の手中にあり、被統治者に情報統制と思想教育によって最高指導者への個人崇拝と絶対服従を強制させる人権蹂躙が行われており、全体主義的な独裁国家である

これはwikipediaから引っ張ってきた「北朝鮮の政治」について書かれた一文です。
ほかにも北朝鮮についてはこういう記述もあります。

最高人民会議は、実際は支配政党である朝鮮労働党、というよりは最高指導者金正恩の意向に法的根拠を与え、民意の名目で追認することに機能が絞られていると言える。

西側諸国においては、「ラバースタンプ型議会」と揶揄されることもある。

投票は事実上の義務投票制、かつ公開投票制で行われ、投票過程は国家安全保衛部(国家保衛省)と人民保安部により徹底的に監視されているとされる。

反対投票をした者はその場で逮捕、強制収容所への送致処分となることがある。

さて、自民党税制調査会を経て、防衛費増額のための3税目の増税など含めた税制改正大綱が了承されました。

税制改正大綱とは、翌年以降の税制をどうするかという内容をまとめた文章の事です。

毎年8月頃に各省庁や業界団体の要望を聞き、それらを踏まえて11月ごろから税制調査会で議論が始まります。
税制改正大綱はそういった議論を経て、最後はごく一部の幹部によって年末にまとめられます。
政府はこの大綱をもとに税制改正法案を作り、翌年1月召集の通常国会に提出します。

国会では過半数を持っている与党に党議拘束があるため、増税案は税制改正大綱でまとめられた時点で法案の可決が事実上決定しています。

国会の審議でなにが議論されようが、一部の与党幹部によって決定された税制改正大綱には誰も逆らうことが出来ません。
仮に増税法案に反対しようものなら、次回選挙の公認のはく奪などの処分を受けるからです。

しかし税制調査会はそのような重大な決定がされる場でありながら、その議論は非公開で行われており、議事録の公開すらありません。

いわば私達国民の知らないところで増税は決められ、国会では茶番を見せられる。

はたして日本は北朝鮮を笑えるのでしょうか。

ということを考えながら、もう一度冒頭の「北朝鮮の政治」のところから読み直して頂ければと思います。

憲法では人権の保護と民主主義的な政府について規定されているが、最も強大な権力は最高指導者を中心とした特権階級層の手中にあり、被統治者に情報統制と思想教育によって最高指導者への個人崇拝と絶対服従を強制させる人権蹂躙が行われており、全体主義的な独裁国家である

自民党は自由と民主主義をその名に掲げているが、最も強大な権力は党幹部を中心とした税制調査会の手中にあり、所属議員には票と金とを引き換えに党への崇拝と絶対服従を強制させる、全体主義的な独裁政党である。

最高人民会議は、実際は支配政党である朝鮮労働党、というよりは最高指導者金正恩の意向に法的根拠を与え、民意の名目で追認することに機能が絞られていると言える。

税制調査会は、実際は支配政党である自民党とそれを取り巻く業界団体の要望に法的根拠を与え、民意の名目で追認することに機能が絞られていると言える。

日本も北朝鮮も民主主義国だと名乗っています。

民主主義とは何なのか。

みんなでいま一度考えてみるのもいいかもしれませんね、

それでは、今日の記事はここまで!

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