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疾走するBlues Rock "Ten Years After"

Rockってかっこ悪いと友人に言われたことがあります。なんとも否定し難いところがあります。しかしそこが魅力でもあります。

Woodstock 
(1969年)でギターを弾きまくっていた Alvin Lee ひきいるイギリスのロックバンド Ten Years After

I'm Going Home / Ten Years After
Wood Stock Music and Art Festival

そういったかっこ悪い Rock の元祖がんその1つだと思います。
その激しいギターとベースのバトルとそれを支える力強いドラムスは

Larry Williams の記事でも紹介した
Blues の名曲 "Good Morning School Girl"
Ten Years After Live 映像
間奏のベースとギターの激突は鬼気迫ききせま

かっこ悪いかっこよさ炸裂さくれつ!!といったところです。

Alvinアルヴィン Leeリー が Blues を強く意識して、それを発展させた音楽をやろうとしていた事は Live アルバム「Undead」(1968年) を一聴いっちょうして明らかですが

その後の Rock が激しさを増していく流れをつくった大元の1つであることは間違いないだろうと思います。

若干じゃっかん紆余曲折うよきょくせつはあったけれど、そのスタイルを精度上げてアルバムとして完成させたのが「Cricklewood Green 」(1970年)ではないかと思います。

より Pop な「Rock & Roll Music to the World」(1972年)もいいけれど


1番はなんといってもこれだと思う。

Alvin Lee がただ激しいだけではなく、繊細な技も持ち合わせた素晴らしいギター奏者なのも、このアルバムを聴くとよく分かります。名盤です。

バンド脱退後も精力的な活動を続けたAlvin Lee のギターは、亡くなる前年(2012年)のライブでも健在でした。本当に素晴らしいギターリストです。

Live アルバム「The Last Show」(2013年発売) May 28, 2012


(この記事は以前 Instagram (philosophysflattail)に上げたものを手直ししたものです。)

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