ストレッチしてるのに柔らかくならない理由
こんにちは。
理学療法士の戯言です。
今日はセルフストレッチだけで身体の柔軟性が向上しない理由をお話しします。
ストレッチしてるのに体が柔らかくならない。
自分は元々体が柔らかくないから仕方ない。
こう思ってる人いませんか?
でも、赤ちゃんを想像して下さい!
身体の硬い赤ちゃんはいますか?
なぜ体が硬くなるのか?
筋肉を伸ばす時間が足りていない‼️
これだけです!
いやいや、ストレッチしてるよ!って反論がきそうですが、今から言うことをよく聞いて下さい。
ストレッチしても体が柔らかくならない人の特徴は今から言う2点のどちらかです。
1. ストレッチが正しくできていない
2. 普段の姿勢が悪い
1. ストレッチが正しくできていない
・ストレッチが自己流
・どこの筋肉が伸びてるかよくわからない
・痛いところまでストレッチしている
・反動を使ってストレッチしてる
こんな方に当てはまります。
ストレッチが正しくできておらず、伸ばしたい筋肉が伸ばせていなかった場合、当然体は柔らかくなりませんよね?
なので、ストレッチを正しく行う!
これは大前提になります。
ストレッチのポイントはこちらです‼️
・ストレッチする筋肉を意識する
・正しいフォームで実施する
・呼吸を止めないで正しい時間保持する
ストレッチのワンポイント工夫を知りたい方はこちら↓
2. 普段の姿勢が悪い
・ストレッチはポイントを掴んでやっているけど、体が柔らかくならない
・普段の姿勢を意識していない
・猫背かもしれない
・反り腰かもしれない
こんな方に当てはまります。
なぜ普段の姿勢が重要なのか?
体が柔らかくならない原因は冒頭でもお話ししたように、筋肉を伸ばす時間が足りていないから‼️
これが理由です!
ここで質問です。
普段ストレッチしている時間はどれくらいですか?
私が患者様にお伝えするのは、30秒間を5回、1日3セットが多いです。
たった7分間だけです!
1日の0.5%にも満たない時間です!
これだけなら筋肉を伸ばす時間が足りないのは誰でも分かりますよね?
筋肉を伸ばす時間を確保するためには、普段の生活がストレッチ代わりにならないといけないはずです。
そこで、普段の姿勢が重要になると言うわけです!
お尻の筋肉を例に考えてみましょう。
上の写真と下の写真では、どちらがお尻の筋肉が伸びるでしょうか?
上の写真ですね。
下の写真のように椅子に浅く腰掛けて、背もたれにもたれて座る
この座り方自体、お尻の筋肉が縮んだ状態です。
さらに座る時間が長くなるとこれだけでお尻の筋肉が硬くなっていきます。
悪い姿勢が続いたことで硬くなった筋肉に少しストレッチをしたところで筋肉は柔らかくならないというわけです。
つまり、普段の姿勢を整えましょう‼️ということです。
まとめ
体を柔らかくするために意識することは以下の2点です!
1. ストレッチを正しく行う
2. 普段の姿勢を整える
普段の姿勢から意識して修正して身体の柔軟性を向上させて下さい。
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