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計算はできるのに文章題が出来ない子ども

算数の文章題が解けない!

上の娘が小4の頃、ちょうど、中学受験をめざして塾に行き始めた頃です。

真剣に悩んだことがあります。

「この子馬鹿なんじゃないか?」って(汗)

中学受験という目標は設定したものの、どうする?

だって、さっき言ったことが全然理解してないんですもの・・・

さっき解き方教えたじゃない!!←算数の文章題

???←娘

なんで間違う???←ちょいキレる母

その後、理解までもっていきました←ひと安心、テスト大丈夫(ホッ)

いざ、テスト!!

問題文を確認すると、

同じ問題出てる!

やったー←拍手(母)

今回は、点数取れてる!!

・・・

あれだけ教えた問題間違えてる←ガーン&もやもや(母)

WHY?

数字変えただけの問題じゃん!

なぜ、間違う???

本人に聞いてみると、同じ問題だと認識できなかったみたいです←もはや笑うしかない


今考えてみると、

「そもそも日本語が理解できていなかった」

のかと思います。←読解力不足だった!


「AI読み」ってご存知ですか?

キーワードで拾って読んでいく読み方です。

いま、このような読み方をしている人が多いようです。

キーワードを拾っていく読み方でも、ある程度は理解できますが、

文章をより深いところまで読むことは難しくなります。

だから、簡単な文章は理解できるが、より抽象的な文章だったり、キーワード以外の言葉で意味が変わってしまう文章には対応できないようです。

例えば

・幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸に警備を命じた。
・1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。

以上の2文は同じ意味でしょうか。

(「AIに負けない子どもを育てる」より)

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明らかに違っていますね。でも、正答率は低いのです。

出てくる単語は同じだから、同じ意味だと思ってします。

さらに、どこが違っているか分からない。

暗記やドリルができても、文章題が出来ないのは、言葉を正確に出来ていないことが原因です。

つまり、読解力が不足すると算数の文章題が解けないのです。

これからもネット社会が進んでいき、AI読みが増えてくることとなります。言葉をますます理解できなくなる。

読解力→意識して文章を丁寧に読む。

小学生のうちは、AI読みでも対応出来ているかもしれませんが、より難しい文章になった時に一気に理解できなくなる恐ろしさを秘めていると思います。

読解力 中学、高校、大学、社会人になっても必要となってきます。

社会人になっても、「契約書」が読めない(理解できない)と困りますよね。

読解力はAIが苦手とする分野でもあります。

AIに負けない能力を身につける、
つまり、読解力を身に付けること

いつからでも読解力は身につきます。

AMI


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