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お気に入りTシャツを通して伝える古着の魅力

こんにちは、メンズ雑貨店 タバラットのサトウです。
今回は梅雨が一瞬で開けてしまったということもあり、Tシャツを着る機会もかなり増えてきたので僕のお気に入りの古着Tシャツについて書いていきたいと思います。また、プラスαで古着の魅力を発信出来たらと思います。

前回の記事はこちら↓

Tシャツの苦悩

ちょっと前までの自分は、夏場のTシャツ1枚という姿がなんとなく苦手でした。というのも、、、

  • 無地のTシャツだとシンプルすぎておしゃれしている感覚になれない。

  • メッセージ性が強いモノだと主張が強すぎて、日常着としては存在感が強すぎて着にくい。

  • でもちょっとした面白さや個性的なデザインが欲しい。

といった、度を越したわがままな性格もあり夏場はシャツを着ていることが多かったです。

ただ、ここ1-2年はそこの自分と折り合いが付き始めたこともありかなり自分の手元にお気に入りなTシャツが集まってきたように感じます。
そのため僕のTシャツコレクション中からお気に入りの2着をご紹介したいと思います。

アトランタオリンピック記念Tシャツ

アトランタ五輪記念Tシャツ

タイトルの通りにそれ以上でも、それ以下でもなく、実際にアトランタ五輪を見たという世代でもないのですが、様々な競技の選手がアートタッチで描かれてそのプリントの良さに思わず買ってしまったTシャツです。

様々な競技の選手たちのプリント

「ATLANTA」フォントと選手たちのプリントもなつかしさを感じさせるような今っぽくないデザインで、実家のタンスから出てきそうな当時感のあるデザインがかなり響きました。

またボディは若干、ベージュがかったカラーをしておりそこもお気に入りのポイントです。というのも個人的に白ボディだとそのプリント自体の見え方は良いのですが、Tシャツといった点ではむしろ浮いている(主張が強すぎる)気がして敬遠するときがあります。

がっしりとしたタグ

ボディは有名メーカーといったことではないのですが、90年代の古着によくあるがっしりとしたタグ。

袖のシングルステッチ

袖と裾はシングルステッチ。1980年代から1990年代のアメリカで一般的だった製法です。現在はダブルステッチが大半を占めるようになったのですが、
古着好きな僕としては、絶対的なこだわりではないのですがおっ!と思わせてくれる使用です。

1996年のコピーライト

プリント下1996年のコピーライトもかなり綺麗に残っていて個人的にも◎でした。

万里の長城 スーベニアTシャツ

万里の長城 Tシャツ

お次はこちらのスーベニアTシャツ。
こちらは数年前に大阪の古着屋さんで購入したのですが、
かなりお気に入りのTシャツです。

このTシャツを着てるのに、登ったことも訪れたこともないのですがおそらく万里の長城のお土産屋さんで売ってたであろうこちらのTシャツ。
郷愁がただよう万里の長城のグラフィックに対して、登ったことをこれでもかと誇るような「我登上了万里長城」の文字がユニークで好きなポイントです。
また、海外から来た人でもわかるよう、I have climbed up the Great Wallの文字が"お土産感"をさらに増していてとても好きなポイントです。

個人的にお土産モノが好きです。その現地を象徴する土着的なデザインがされているにも関わらず、現地の人は着ない。むしろ遠く離れた国などの人たちの間で価値が生まれていくといったある意味の違和感(世界観)がどこかちぐはぐで好きです。

背面の龍のデザイン

また、ボディは写真では分かりにくいのですが白杢がかったボディで、日常着として着やすいのもうれしいポイントです。
背景の龍のデザインには英語と中国語で万里の長城の説明が書かれており、なかなか手の込んだ両面プリントとなってます。

まとめ

現在、サスティナブルの流れもあり古着に以前より注目が集まっています。

しかし、まだまだ正直なところ古着を着ることに抵抗のある方もおられると思います。個人的にはただ単純に古着="安いもの"というわけでなく="古くなっても価値のあるもの"と考えています。それは世間的な価値という点だけではなくー個人の主観的にもー1点モノの価値があるものが多いと感じています。

そういったあなただけのオリジナルに出会うことができるのも、古着の魅力だと思うので夏に着るものを探している人はぜひ一度古着を見てみてはいかがでしょうか?

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