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ストリートスナップを見て感じたファッションの意味

こんにちは、メンズ雑貨店タバラットのサトウです。
今回は僕の好きなものの一つでもあるストリートスナップについて書かせていただこうと思います。

簡単に自己紹介をすると、僕はひとりの服好き人間です。どれぐらい好きかというと、365日洋服について考えているし、おそらく普通の人の数倍は洋服にお金を使ってしまうといった感じです。

ただ改めて、なぜこんなにファッションが好きなのか?といったことを考えた時に、たまたま見たストリートスナップからその答えのようなものを見つけられたような気がしたのでそれをお伝え出来ればと考えています。

洋服だけでなく、自分は本当にこれが好きなのか?と悩んでいる人にはぜひ一度読んでいただきたいです。

オフランウェイのファッションフリークの姿

ファッション界ではおもに年に2回コレクションというブランドの発表会があります。いわゆるパリコレと呼ばれるものもその一種です。
そこには世界中からブランドの関係者やプレスの人たちが多く集まるのですが、オリジナリティを感じさせるファッションをしてます。

ビビッドなカラーリングだったり、特異的な柄合わせだったりみな思い思いにファッションを楽しんでいます。

特に今年は2000年代を想起させるY2Kファッションのスタイリングが多かったといわれています。彼らは服を着る中で、自分の考えや思想を表現する媒体としてファッションを使っています。

ファッションの愉しさ

ではこのファッションフリークの人々のどこに私が影響を受けた(感動した)かと申しますと、彼らが思い思いに自分の好きな洋服を身にまとい自らのファッションを楽しんでいる姿が、この上なく自由であり優雅でもあり素敵だと感じました。

一般的にはファッションは自己表現だといった言葉が言われていますが、時々そういった言葉に疑問を持つことがあります。

というのも、かつての一般社会からの反発を意味してあえてルーズやぶかぶかの服装をしていたヤンキーのような服やある組織に忠誠を表すために着ていた制服を想像すれば、ファッションで自己表現というものをイメージできますが、今実際に服を着る際にそういった強いバックボーンの上で服を選んでいるかといえばなかなか納得しにくいと感じたからです。

では、ファッションとは何かと考えた時に、自己肯定ではないかと感じました。自分がカッコいいやかわいいと感じたものを身に着けることで気分が上がる、自身を持つことができる。

つまりはこれが好きということを肯定できるそれが、ファッションの魅力だと感じました。オフランウェイでのスナップの姿は自分の好きなものを、これカッコいいでしょ?と自信をもって着ているそういう姿が多くみられました。

最近SNSを見ていると、好きなものというよりも似合うものを探している人が多い。さらにはいわゆる他の人が提案する正解が多すぎるように感じます。私は正直なところ、ファッションという側面で考えれば他者から見て似合うものよりも、自分が身に着けて気分が上がるものが重要だと感じました。

子どもの頃はこれが自然にできていたようにも感じます。好きなヒーローがプリントされたお気に入りのTシャツやキラキラとしたデザインでカッコいいスニーカーなど好きなものをここぞとまでに詰め込んだスタイリングは、それはもう着るだけで気分が最高潮でした。

なのでやはり、もちろんTPOなどももちろん大切ですが服を選ぶ際には、それを着て気分が上がるか?というところも大切にして選びたいと感じました。

といった感じで、オフランウェイを見てふと思った感想でした。
自分の好きなのがある人には共通する感覚と思いますので、
自分の好きなモノを大切にできる人が多くなれば幸いです。

TAVARAT スタッフ
サトウ

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