[日記] 歌う意味
最初は歌うことが楽しいから歌っていた。
うまく歌いたいと思って
何度も何度も歌った。
喉の痛みを感じることで、生きてると実感できた。
歌が好きだと思い始めたのは、子供の時みていたアニメソングを鼻歌混じりで歌っていたのがきっかけやと思う。
音楽の時間が苦手たったので、まさか俺がバンドはじめるなんてその当時は考えもしなかった。
子供の頃からサッカーをしていて、プロになることも夢見た時期がある。
挫折を教えてくれたのもサッカーだ。
そんな時になんとなく誘われてやったバンドが、今も夢中になってやることになる。人生なにがあるかわからん。
歌う意味なんてないのだと最近思う。
生きる意味も同じ。
何か意味を持たせることで安心したいのかわからないが、俺がわかるはずもないということがわかった。
今はただ目の前にあるものに、精一杯向き合うことしかできないのだと思うようになった。
才能がどうだとか、結果を出さないととか、そんな自分ではどうしようもないことに、囚われることが無意味だと思い始めた。
不安を感じる時にその理由を考えたりする。
このままでいいのかとか、むいてないのかとか、そんなことをぐるぐる頭の中を回る。
でもそれはちゃんと考えて、選択している証拠だと感じるようになった。
不安を楽しめるようになれればおもしろい。
失敗を恐れて何もしない。そんなのはつまらない。
歌う意味はこの先自分で作っていけばいい。
何もためらうことはない。
あるがままの自分でいてればいい。
そんな歌を歌いたい。
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