3色のブドウとワイン

赤ワインと白ワイン、何が違うの?

実は、ワインにはよく知られている 赤、白だけでなく、黄、緑、黒、ロゼ、オレンジ、灰、青など、様々な色があるんです!うーん、黒ワイン、黄ワイン、緑ワイン…なかなかのパワーワード。

厳密には、赤ワインの中でも紫色とかレンガ色とか言われますし、白の中なら銀色とかレモン色とか琥珀色とか言われます。ただここらへん言い出すとキリないので。(笑) 面白いとこだけお話していこうと思います。

ご挨拶遅れました。みなさんこんにちは。植野 竜生(うえの たつき)です。今回はワインの色という視点から製法やら特徴やら、基本的な情報をお届けしていきます。とりあえずの赤白編です。

まずは、赤ワインと白ワインから。

ワインを知るうえでの基礎であり大前提。ワインがどうやってつくられるか?!
ーーーーブドウを発酵させてつくります。ブドウを搾って、果汁を容器(タンク)に貯め、酵母を入れて発酵させれば白ワインになります。なんて簡単な。おうちでつくれそうです。
赤ワインの場合は、果汁の中に黒ブドウの皮を漬け込み、色素を抽出すれば赤く染まるというわけですね。ちなみにワイン用ブドウは小さく、皮の割合が高いのが特徴です。色しっかり出ます。こんな感じ↓↓ 皮を浸漬して色をつけるわけですが、皮は軽くて浮いてくるので沈め直す作業が必要になります↓↓。めんどくさいです。
(ルモンタージュ、ピジャージュ、ポンピングオーバー、パンチダウン等々…色んな呼び名があります)



で、ちょっと話逸れて
泡ワインから見る白ブドウと黒ブドウ。

赤ワインは黒ブドウからしかつくれません。が、白ワインは白ブドウ、黒ブドウの両方からつくることが可能です。白ブドウを原料とすることが基本的ですが、黒ブドウを色が出ないように搾れば、白ワインをつくることが可能なんですね。黒ブドウって言っても色ついてるの皮だけですから。一部例外もありますけど。

スパークリングワインで多く見られる気がします。特にシャンパーニュは黒ブドウと白ブドウの両方を原料とすることが多いんですよー。しかも黒ブドウの割合が高いのが一般的です。60-80%くらい?シャンパーニュの記事いつか書きたいですね。

白ブドウ100%、黒ブドウ100%のシャンパーニュには特別な呼称があります。他のスパークリングワインでも聞くけど。
○Blanc de Blancs(ブラン ド ブラン)白の白の意。
○Blanc de Noirs (ブラン ド ノワール)黒の白の意。
見た目は同じ白ワイン。でもわざわざこんな特殊な呼称を用意しているわけですから、味も大きく違うわけですよ。

○Blanc de Blancsは、白ブドウらしく柑橘系の香りが多くすっきりとした印象、酸も目立つというかシャープなイメージ。有り体に言えば「飲みやすい」と思います。俺飲みやすいって表現嫌いなんですけどね。(笑)
当然熟成タイプは話が全く違います。全体的なイメージの話。繊細かつエレガント。すっきり爽やか。って感じです。Blanc de Blancsの話するなら「サロン」の話したいんですけどね。次の機会の楽しみにしておきましょう。てかまだ飲んだことないしな。飲んでからにしよう。



○Blanc de Noirsは、まず香りが強いイメージがあります。味わいもボディ感があって、え?ボディ感て何だ?んーなんて言えばいいんだろ?こういうのがワインの難しいイメージを助長してる気がしますね。よくない。
話を戻すと、味はねー、濃い感じ?です。コクがある感じ。しっかりめの味です。Blanc de Blancsよりも味のバリエーションがある気がします。めっちゃ美味しい!!ってやつにもいつか出会う予感がしてます。まぁ極端な話、Blanc de Blancsは魚介、Blanc de Noirsは肉ってイメージですかね。誤解を招きそう…また料理との合わせ方については詳しく記事書きます。


はい。ということで、前フリとなる赤白編は以上となります。巷にワインの製法やら赤と白の違いやら書いた記事はありふれてるので、私は泡ワインから見るという少し変わった視点でお届けしました。満足できなかった人は是非もっと調べてみてくださいね。

次の記事はいよいよ大本番。ロゼワインをはじめとするカラフルなワインたちについてお話しします。お楽しみに!(笑)

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こないだの自己紹介記事思ったより反響があって。20歳のワイン好きな女性がLINEくれたんですよ。同年代のワイン仲間が増えるのは嬉しいですね~お待ちしてます!



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