白須達也(Tatsuya Shirasu) 理学療法士 × アスレティックトレーナー

「Bridge」 ヒト・モノを繋げる、 医療とフィットネス・スポーツを繋げる、 リ…

白須達也(Tatsuya Shirasu) 理学療法士 × アスレティックトレーナー

「Bridge」 ヒト・モノを繋げる、 医療とフィットネス・スポーツを繋げる、 リハビリテーション・コンディショニング・トレーニングを繋げる、 そんな架け橋になりたい!

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セラピストの学び場『KIZUKI』〜イマに気づき、ミライを築く〜

『KIZUKI』は、疾病や障害をみるだけでなく、地域・社会に寄与できる医療従事者になるためのオンラインコミュニティです! さまざまな職種の医療従事者が集まり、臨床に役立つ知識・技術、マネジメント・マーケティングなどを学んだり、実際にプロジェクトを立ち上げ、地域・社会の課題を解決できるような事業にチャレンジしていきます。 有料メンバーと無料メンバーがあります。 入会など詳しい情報はこちらから↓↓↓ https://xpert.link/community/1412 入会さ

    • 関節可動域について

      こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、最近改めて大切だと感じている『関節可動域』について、自分が考えていることをお伝えしていきたいと思います。 まず関節可動域には正常可動性と過可動性(不安定性)があります。 こんな感じのイメージです。 この中でいかに正常可動性を引き出して、過可動性(不安定性)を出さないようにするかを考えています。 軟部組織の伸張性の低下やマルアライメントがあると関節に対して、せん断ストレスが強くなってし

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      • Mid Stance(立脚中期)からTerminal Stance(立脚終期)に着目せよ

        こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、臨床現場などでよくみる『歩行』について、個人的な見解をお話しさせて頂きます! 歩行周期は以下のように分けられています。 みなさんは、どこをポイントにおいて歩行観察をしていますか? 私はまず、Mid Stance(立脚中期)からTerminal Stance(立脚終期)をポイントにしてみるようにしています。 なぜか。 それは、Terminal Stance(立脚終期)に代償動作が出る

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        • 下腿外旋へのアプローチ

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、臨床現場などでよくみる『下腿外旋』について、お話しさせて頂きます! 下腿の外旋が起きる原因は色々あると思いますが、その中でも長腓骨筋の機能不全により、長母趾屈筋の過剰収縮が起こり、下腿外旋が生じているケースが多くみられます。 そういったケースにいつも行っていることをご紹介していきたいと思います。 長腓骨筋の機能不全について詳しく知りたい方は、だいじろう(@idoco_daijiro)さ

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          足関節・足部からみた股関節伸展動作

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、『足関節・足部からみた股関節伸展動作』について、解説させて頂きます! 歩行において身体を前方に移動させるために重要な動作である股関節伸展動作の低下は、移動能力の低下だけでなく、身体の重心移動を他関節で代償することにつながるため、歩行能力の向上だけでなく、障害予防の観点からも重要になってきます。 今回はその中でも足関節や足部の着目していきたいと思います。 股関節伸展運動は歩行における立脚

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          【番外編】バランスに関わる前庭規管について

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は番外編として、『バランスに関わる前庭規管』について、解説させて頂きます! 以前、このマガジンの中でこちらの記事がありました。 バランスと足の関係はよく知られている話しだと思いますが、私たちのバランスを保つ仕組みは、足以外にもあります。 例えば「眼」。 私たちは視覚情報でも自分のバランスを保っています。 眼を開けたまま片足立ちをすると、安定するけど、眼を閉じた瞬間にフラついてしまうとい

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          【番外編】バランスに関わる前庭規管について

          末梢神経実践編(脛骨神経)

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は末梢神経の実践編、『脛骨神経のストレッチとスラッキング』について、解説させて頂きます! 神経の動かし方は、方法によって影響が変わります。 状況によっての使いわけが必要で、それぞれの動かし方で得られる効果は変わってきます。 こちらが実際の方法になります。

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          末梢神経の基礎知識

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は『末梢神経』について、解説させて頂きます! それではさっそくいきましょう。 神経は筋肉や他の組織と同じく、様々な身体の動きに対応するために伸縮性を保ちながら動かなければいけません。 脊髄は、バレーダンサーなど柔らかい人で9センチ、そこから出ている末梢神経は、動きのなかで1−2センチの伸縮性を、本来兼ね備えていると言われています。

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          疲労骨折について

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 以前、こちらのシリーズを解説しました。 今回は『疲労骨折』について、解説させて頂きます! それではさっそくいきましょう。 疲労骨折は、スポーツによるオーバーユース障害の代表的な疾患になります。 疲労骨折(stress fracture)は1回の強大な外力によって発生する外傷性骨折とは異なり、健常な骨の同一部位に対して通常は骨折しない程度の負荷が繰り返し加わって生じる骨折になります。 骨粗鬆

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          足関節と股関節の関係性

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、『足関節と股関節の関係性』について考えていきたいと思います。 股関節は衝撃の吸収や力の発揮に重要な役割を担っています。 股関節の筋肉を強化することでパフォーマンスの改善を図ることにフォーカスをすることも多いかと思います。 しかし股関節周囲筋(主に大殿筋・中殿筋・小殿筋)が硬く、ストレッチをしてもなかなか改善が見られないケースが多いのではないでしょうか。 殿部が硬くなると股関節の動きが

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          足関節内反捻挫の再考

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、『足関節内反捻挫』について改めて考えてみたいと思います。 というのも、だいじろうさん(@idoco_daijiro)と一緒に共同代表をやらせて頂いている「KIZUKI」のOSCEで先日、足関節捻挫を取り上げました。 そこで自分が感じたこと、考えたことを今回は述べていきたいと思います。 まずは急性捻挫のアルゴリズムの確認から 足関節捻挫を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。

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          ミラーイメージ

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、『ミラーイメージ』についてお伝えしたいと思います。 みなさん、ミラーイメージって知っていますか? これ知っているとアプローチの幅がかなり広がります。 簡単に説明すると、 動かした時に硬さや痛みがあった時、対角線の関節を動かすことで、その問題を解決できる可能性があります。 この様な事が起こる理由としては、 対応する関節の組み合わせ

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          動きのスピードから考える動き作り

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、『動きのスピードから動き作り』について考えていきたいと思います。 こちらの記事のより実践的な話しになりますので、興味がある方はご覧下さい。 動き方によって反応する受容体、関わる脳の部位が変わりますので、同じ関節であってもスピードや動き方によって身体の反応は異なります。 今回はその中でもスピードに着目していきたいと思います。 それではいってみましょう! 足底に分布する受容器はこんな感

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          脳から考えた足部

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、思考を少し変えて『脳から足部』について考えていきたいと思います。 さっそくですが、まずはこちらをお聴き下さい。 こちらが実際に行っている足部のドリルになります。

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          靭帯損傷治療の基本原則

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、『靭帯損傷治療の基本原則』についてお話しさせて頂きます。 本記事はこんな方にオススメです。 それではいってみましょう! 靭帯損傷治療の基本原則は、重症度を考慮した治療方針の決定になります。 靭帯損傷の重症度は治療成績に深く関与するため、重症度別の治療方針の設計が必要になります。 ▶︎ 炎症管理の徹底

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          左足関節の不安定性から右疾走型脛骨疲労骨折を呈した症例

          こんにちは、CLINICIANSのタツ(@tatsu_bridge)です。 今回は、先日後輩から一度見てほしいと言われた患者さんについて考察して行きたいと思います。 それでは、さっそくいきましょう! 脛骨疲労骨折について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。 ▶︎ 症例情報

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          左足関節の不安定性から右疾走型脛骨疲労骨折を呈した症例