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どこでも住めるようになったから、どこに住もうかと考えて、北海道を渡り暮らす生活をはじめた。

#どこでも住めるとしたら

今回はこのテーマで、いまの状況とこれからの定住地について、ざっくりと書いてみたいと思う。


私はいま、まさにどこにでも住める状態だ。

仕事は夫婦ともどもフルリモートでOK。現在は、固定の居住地もない。あえていうなら、北海道という広大な北の大地が私の今の居住地といえるだろうか。車一台に、夫婦2人の生活道具を積めるだけ積んで、北海道の気になる街から気になる街へ渡り暮らす生活を送っている。

いわゆるアドレスホッパーというやつだ。北海道限定の。

車に積めるだけ積んで移動中

北海道に限定する必要はなく、日本全国、なんなら日本を飛び出すこともできるのだが、北海道に的を絞っている。

この暮らしをはじめたきっかけ、そして北海道を選んだ理由は、「一度だけ旅行でいった北海道が忘れられなくて、一度住んでみたい」と思ったから。いわゆる、「北海道に移住をしたい」と思ったからこの生活を始めた。

ただ、北海道という広大な場所のどこに住むのがいいのかわからない。なんと北海道には179市町村もあるのだ。その中で行ったことがあるのは、北海道の東に位置する帯広を含む周辺の10市町村程度。札幌にも、函館にも、苫小牧にも、北見にも、釧路にも、稚内にも、その他たくさんの市町村に行ったことがない。これでは、北海道のどこに住むことが、自分にとって最適なのかわからない状態だ。なら、まずは北海道各地を知ろう、そしてどこに住むか決めようと考えた。そして北海道での定住先を決めるための生活を送ることにした。

それが、いまの北海道の各地を渡り暮らす生活をはじめた理由だ。そして、思い立って3ヶ月で、家を引き払い、フェリーで北海道に向かった。

フェリーに乗って北海道へ

この生活を始めたのは2021年12月。2023年2月で1年3ヶ月が経つことになる。この1年3ヶ月の間に暮らした地域は10ヶ所。1年3ヶ月で10回引っ越しをしたようなもので、これ以上高い頻度での引っ越しをすることはもうないだろう。(どんな方法でこの暮らしを実現してるかはまた後日別のnoteで)

この暮らしはいまも継続中で、いつ終わるかも現時点では未定だ。ただ、「この1年と3ヶ月で暮らした10ヶ所の地域は、住みたいと思える場所じゃなかったのか?」と言われるとそうではない。「この街いいな」と思える場所もあった。

「では、なぜその街に定住していないのか?」と思う方もいらっしゃるだろう。それは、「他の街も見てみたい」というのが今の答えになる。

「もっといい場所があるんじゃないか、もっと自分たちにあう場所があるんじゃないか」と思って、なかなか1つの場所に決めきれなくなっているという状態であるとも言えるだろう。「選択肢が多すぎると選びづらくなる」というのは、住む場所選びにもいえるんだな、と身を持って体感している。


さて、この暮らしを始めた理由と現状を書いたところで、今回のハッシュタグに戻ろう。

#どこにでも住めるとしたら

この後に続く言葉を考えると、住む場所がどこがいいのかを考えることになるが「北海道のどこか。そのどこかはわからない」というのが現時点での私の答えだ。もしかしたら、「1つの箇所に定住し続けない」という暮らしになる可能性すらある。

住む場所を探す日々は、まだ少し続きそうだ。

北海道を飛び立つことはない、と思う。

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