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皆既月食.

こんばんは!たつです!
今日は皆既月食でしたね!日本各地で観測が出来たのでご覧になられた方も多いのでは?
(ちなみに私が外を見たときは地球の影では無く雲の影になっており観測出来ず. . .)
せっかくなので皆既月食について少々書いてみたいと思います.

皆既月食とは?

そもそも皆既月食とはどういった現象でしょうか?
ざっくりとですが.

皆既月食とは、月、地球、太陽が一直線上にならぶことで、月が地球の影に隠れる現象のことです.

ふむふむ.
つまり月と地球と太陽が一直線にならんだら月食が起きるんだな.
そしたら疑問に思うのが、満月の度に月食って起きなきゃおかしいのでは?ということですね.

そもそも、月は光を発してはいません.
では、なぜ明るく見えるか。それは太陽光を反射しているからですね.
では、月の満ち欠けは何故起きるのか.
それは、太陽、月、地球の位置関係によって光の反射具合が変わるからです.そして月は約一月(約29.5日)で地球を一周するので満月の周期もそれくらいということです.

そしたら想像してみてください. 満月のときを.
満月ということは光を一番広い面積で反射している状態ですよね. そうするには、地球から見て太陽の反対側にいなきゃいけないはずです.
あれ?てことは太陽、地球、月って一直線なんじゃ無い?
と疑問に思うわけです.

少し調べてみました!
どうやら、月の公転軌道は地球が太陽を回る軌道から約5.1°ほど傾いているそうです.
その傾きのおかげで普段の満月は地球の影には入らないという訳ですね.
もう少し詳しく気になる方はこちらのサイトを!(勝手に拝借してすみません!)

なので月食になるのは、地球が太陽の周りを回って行って、月が太陽の反対側に来たときに丁度地球の太陽に対する公転軌道をしている平面上にあるときという訳です.
言葉にすると分かりづらいですね、すみません!
図解はめんどくさいので上のサイトをご覧ください!
一応人によってはもう少しわかりやすい言葉で書きますね.

地球の太陽に対する公転軌道を平面上の円とする. この円軌道が横たわる平面をPとする. また月の地球に対する公転はこの平面Pに対して5.1°傾いて円運動しているとする.
このとき次のことが言える.
月食が起きる
⇔月が公転1回の間の太陽から最も遠い距離にあり、なおかつ平面P上に存在する

多分これでしっかり言えてるはずです.(自己満足です笑)

はい、ここで次の疑問が浮かびます.

年に皆既月食は年に2回なの?

そうです. 上に書いたようにして月食が起るなら、月食が一回起きて丁度太陽の周りを半周程度したとき.つまり半年ほど経ったときにまた同じ現象が起きるはずです.
実際その通りで、基本的には半年ごとに月食が起きています.

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ちなみに月食が起きていない年は、満月のタイミングと地球の公転軌道が上手く重ならない年です. 逆に月食が起きない年の方がレアですね!
本当は計算で出るはずですが、過去のを記録を見ると、4年、14年、4年、14年を繰り返しています.
実際、2020年、2016年、2002年、1998年、1984年、1980年は月食がありませんでした.
なので、次に月食が起きない年はおそらく2034年でしょう. (違ったらすみません!)

そして最後の疑問!

月食はどうして赤いの?

月食って地球の影に隠れるはずですよね. けど月食のイメージって赤い色ではないでしょうか?

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この色!(フリー素材があって良かった~)

不思議じゃありませんか?
だって、地球の影なら、黒くなって新月みたいになっても良いはずですよね. 
むつかしい話は割愛しますが、これは光の散乱によるものなのです.
太陽光は地球の大気を通って月に到達します. このとき地球の大気で太陽光は散乱するのです.(空気中の水とか氷の結晶とかで、めっちゃいろんな方向に反射してるイメージでOK!)

で、赤色の光は実は散乱しにくいのです. なので赤色の光は大気を抜けて月に到達し月を赤くするのです.
反対に青色の光は散乱しやすいのですが、実は空が青く見える理由はこれです.
まとめると、空が青いから月食で月は赤くなるとも言えますね!
(興味ある方は物理学等で光について学ぶことをオススメします!)

おしまい

はい!今日はここまで!
いかがでしたか?ちょっとわかりづらいところもあったと思います、すみません. 読んでいただきありがとうございます!
月食から気になって調べていく内に空の青さに話が繋がり個人的には非常に楽しい時間でした!

そして今日水曜日はhump dayですね!
直訳はこぶの日です. 水曜日が週の真ん中で山場みたいなイメージでこう言います!たぶん. (気になる方は調べてみてください~!)
木金も良い1日を過ごして週末を迎えましょう~!

では!おやすみなさい~


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