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ウォーキングを僕なりに掘り下げてみる

この記事の画像は、コムデギャルソン大丸神戸店のエントランスに続く階段で撮ったものです。いかがでしょう?


ウォーキングの上手さって?

しつこいようですが、また最終オーディション関連の記事 汗

みなさんは「ウォーキング」の上手・下手って判断つきますか?
僕は正直判断つきません 笑
もちろん、モデルではない人との差は分かるようにはなってきましたが、モデル経験者のウォーキングについて、ということですけど。
実際に有名メゾンのコレクションのランウェイ動画を観てもさっぱり分からない。自分の好みとブランドイメージとのバランスぐらいで判断できるくらい。

ということは、一体「ウォーキングの上手さ」って何なんだろう。
それが分からないことには、自分に反映できないと考えていました。

行き着いた「雰囲気」

過去の記事でも書きましたが、ウォーキングレッスンでも言われていた「雰囲気」。これか、これが分かれ目か、と閃きました。
と偉そうに書いてますが、正直その「雰囲気」がさっぱりわからない 苦笑

自分を掘り下げてみる

といっても仕方ないので、自分というものを客観的に掘り下げてみる。
性別男性で今年(2024年時点)で50歳になる、ええ年のおじさん。
世の中の評価として、こういうおじさんがカッコいいと思われるのに必要な要素は「余裕」とか「渋さ」とかかなぁと自分を棚に上げて思いました。
じゃあ、その「余裕」と「渋さ」をどう表現すればよいのかを考えました。

「余裕」と「渋さ」

この2つをどのようにすれば、ウォーキングで表現できるだろうか。

観察からわかったこと

とにかく動画をひたすら観ました。
同世代の男性が歩いているランウェイの動画を。
わかった点は2つ。

  • 歩くスピードはゆっくり目

  • ヒゲは長め

ヒゲについては、何度か「スキンヘッドならヒゲ伸ばしたほうが良い」と何人かの人にアドバイスいただいたこともありました。
僕自身としては、あまりヒゲを伸ばしすぎると顔が大きく見える気がして、短めにしてたんですが、自分が気づいたことといただいたアドバイスが一致していたので、最終オーディションに向けてできる限りヒゲを伸ばすことにしました。

歩くスピードについては、ウォーキングの際のBGMによるなぁとも思っていたのですが、オーディション当日は音楽なしだったので、ラッキー。
あとは、自分の心の中で「ゆっくり」を意識しました。

ちょっと「おっ!」と思ったこと

「雰囲気」という点でも、外に出るときは常にウォーキングを意識しているわけですが、最終オーディション当日の神戸空港で搭乗待ちをしていた時の話です。

搭乗口近くのベンチに座っていると一人の男性が近づいてきて、僕にスマホを見せてきます。「何やろ?」と思って画面を見ると英語で「隣の席に座っていいですか?(May I sit down your next seat?)と書かれていましたので、僕は「もちろんですよ。お座りください(Sure. It's OK. Have a seat.)」と英語で応じたんですね。
で、彼が席についてどこの国の方だろうと思って、「どちらから来たの?(Where are you from?)」と聞くと、またスマホで入力して僕の方に見せてくれました。そこには「私は神戸市民です(I am from Kobe city.)」
僕の頭の中は「???」となり、今度は日本語で「僕もこの辺ですよ 笑」と応えると、彼は驚いて、「え?日本人やったんですか?てっきり中東の人やと思って 笑」と。

僕はこの彼の言葉を聞いて「おっ!?これは今日はもしかすると良い雰囲気でいけるかも!」と思った次第です 笑

結局「気持ち」

オーディション前日、ラッキーなことにウォーキングレッスンがあって、
先生に「最後は気持ち。気持ち次第で歩き方の印象ぜんぜん変わるから」とアドバイスをいただきました。
とはいえ、何も練習もせずに「気持ち」だけ強く持っても絶対に雰囲気はでないと思います。練習という下地があってこそだと。

当然、僕もオーディション当日は、ひたすら「前へ!」という強い気持ちを持って臨んだ結果、合格に繋がりました。
もちろん、これからも本番に向けて今回掴んだ「雰囲気」を磨いていこうと思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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