ロジカルシンキングのキホン
前置き
ロジカルシンキングって知っていますか?
ロジカルシンキング…?
「あぁロジカルシンキングね、わかるわかる。」
or
「聞いたことはあるけど詳しくは知らない…」
厳密に言葉で表せますか?
と言われると、曖昧になるのが人間というもの。
そんな、フワッとした単語「ロジカルシンキング」について書きます。
ロジカルシンキングとは何か
まず、「ロジカルシンキング」ってなんでしょうか?
それは…
物事を体系的に整理し、筋道立てて矛盾なく考える力
です。
???
となる人もいるかもしれません。
ロジカルシンキングができない人
ロジカルシンキングができていない人の特徴です。
身近にも何でもかんでも陰謀論に結びつけようとする人はいないでしょうか?
とある友人K
とある友人Kは
「回転チェーン寿司屋で醤油差しをぺろぺろしたのは少年が裏から圧力をかけられていたからだ!」と超真面目な顔で豪語していましたが、
ふつう生涯賃金かけても返しきれない損害を被っていたら、メディアに報告するはずです。
「なぜ?」という疑問を持つことで、情報を鵜呑みにする事なく、
自分の頭で考えることができるようになります。
さて、ロジカルシンキングを分かりやすくするために、
分けてみましょう。
ロジカルシンキングの構成要素
ロジカルシンキングを二つの要素に分けると、
①物事を体系的に整理する
②筋道を立てて矛盾なく考える力
になります。
①物事を体系的に整理する
とはなんでしょうか。
人間は日々いろんなことを勉強します。
失敗も沢山してしまいます。失敗をすることで人間は成長します。
「失敗してしまった…」から「ヨッシャ!失敗してやったぜ…!!」になれる思考の記事はコチラ
では実践してみましょう。今から意味不明な数字の羅列を出します。
数字を『色々な物事』だと仮定します。
気を楽にしてこの数字を見てみてくださいね。
132223311133221
これだけでは何が何だかわからないですよね。
この意味のワカラナイ数字を体系的にするにはどうしたら良いでしょうか
体系的にするために、また分けてみましょう。
1が五つあるから
11111と並べます。
同じように
2が五つあるから
22222
3も五つあるから
33333
さっきはバラバラで意味が分からなかった数字の羅列が
11111
22222
33333
このように
綺麗に体系化され、整理されました。
これで
①の『物事を体系的に整理する』ことができました。
②筋道を立てて矛盾なく考える力
はどうでしょうか?
あくまで一つの例ですが、
1は2より小さいから
12と並べる。
3は2より大きいから
23と並べる。
筋道を立てて矛盾なく考える、とはこのことを指します。
よって全てを並べ替えると
123123123123123
綺麗になりましたね。
ロジカルシンキングができるようになる人に!
ロジカルシンキングができるようになると
◆人に物事を伝える際に納得感が増す
人に何かを伝える際にきちんと
「こういうデータがあるよね。この部分がこういう理由で重要で
1だから、2になるよね、だから3になるんだ。」
とキッチリ順序立てて説明できるようになります。
◆次の処理事項を明確にできる
物事を体系的に整理し、筋道立てて矛盾なく考えることができれば、自ずと誰にでも分かりやすい形で問題点が浮かび上がり、対策を考えられるようになるのです。
※注意点
・物事を体系的に整理し、筋道立てて矛盾なく考えることができても
『絶対的』な正解ではありません。
・ロジカルシンキングが出すのは『答え』ではなく、
”考える筋道の正確さ”です。
・ロジカルシンキングで導き出したものは全員が理解できるわけではなく、納得できるわけではありません。
まとめ
ロジカルシンキングは
物事を体系的に整理し、筋道を立てて矛盾なく考える力です。
使いこなせれば大変強力な武器になります。
しかし、過信するのは禁物です。
自分だけが合っている!という視点になりがちだからです。
色々な視点から物事を捉え、他人との相違点と自分の考えを明確に整理し、自分の思考プロセスを矛盾なく正確に伝えられる力として使うことで有効に活用する事ができます。
皆さんも、共にロジカルシンキングしましょう!!
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