乾たつみのコスプレコラム #4
こんにちは、キュアの乾たつみです。
日本でのキャラコスの発祥は、ワールドコンの流れを汲む日本SF大会にて開催されていたコスチュームショーがその起源とされています。
日本製のアニメ・漫画のキャラクターでのキャラコスを誰が一番最初に始めたかについては、1978年芦ノ湖で開催された第17回日本SF大会・アシノコンにて、小谷真理氏(現SF評論家)が海のトリトンのコスプレをしていたとの周囲の声があり、日本初の日本アニメのキャラコスと言われていました。
海のトリトン/トリトン( 藍川雪之丞さん)
が、実は小谷氏の衣装はSF小説「火星の秘密兵器」の表紙に掲載されている人物のコスプレで残念ながら周囲の勘違いだった言うオチでした。
その1年前の1977年、大田区で開催されたコミックマーケット5にて、海のトリトンのコスプレをした方がいたとの記録があり、「海のトリトン」が記録に残っている上では最古のキャラコスのキャラには違いありません。が、「誰が?」については未だ謎のままです。
もし、それ私の知り合いです。とか、それ私です。とか言う方がいらっしゃいましたら是非、乾までお知らせください。^^
次回は、はじめてコスプレを始める方の悩みについてのお話です。
参考:コスプレ学概論(牛島えっさい・著)、コスプレハンドブック(牛島えっさい・著、阿島俊・編)