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スーパーファミコンミニ2が出るなら【下】

前回は3か月以上前にやりましたが、久しぶりに続きを。「スーパーファミコンミニ(通称)」はもう出ていてそのラインナップも好きではありますが、やはり僕がよりハマったゲームを手元に置いておきたいとの願望から、スーパーファミコンミニには入っていないけどもし「2」が出るなら入れてほしいソフトを選んでみました。前回は1993年9月までやったので今回はその続きから。RPG多めですが名作も多いと思います。では早速どうぞ。


ドラゴンボールZ 超武闘伝2 バンダイ 1993年12月17日発売
当時少年ジャンプを毎週発売日と同時に買おうとするも、売り切れていて買えないことも多く、学校に持ち込まれたジャンプを隠れて読むのが習慣になっていてまず真っ先に読んだのはセル編が佳境に入っていた、いやもう魔人ブウ編でしたか、忘れましたが「ドラゴンボール」でした。アニメの方は残念ながら放送日の水曜日にどうしても外せなかった数学の塾に行っていて、さらにその前小学生の時もスイミングで水曜日が見れなくて、ビデオの録画の仕方もややこしくてできなかったので、ほとんど一番面白かったナメック星編や、人造人間編は見れなかったですね。なのでもっぱらジャンプか単行本でドラゴンボールは読んでいて、そのドラゴンボールの悟空達が漫画やアニメさながらに自分たちの手でストⅡみたいに動かせて戦えるなんて夢のようなゲームが出ると聞いた時はストⅡの時より興奮していました。まあ実際やると操作性とかはストⅡの方が良くてそこまでハマったかと言われると微妙でしたが。でもこの武闘伝2は僕がドラゴンボールで一番好きなキャラ超サイヤ人の少年悟飯が出ているので「1」よりも好きでしたね。ゲームの冒頭に悟空の声で「おめえの出番だ、悟飯」っていうセリフで始まるのもそそりました。ストⅡと同じ操作でかめはめ波とか出せたりするのは結構たのしかったなあ、なんて思い出したりします。


ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ エニックス 1993年12月18日発売
スーパーファミコンではドラクエⅤが出た後で、まさかの「Ⅰ」と「Ⅱ」が合体してリメイクされて出されるとは思っていなかったのでこれまた興奮しましたね。受験も近いのに。あ、でもこれはやっぱり買ってなかったかな。さすがに高校受験を2か月後に控えていたので。友達が買ったのを受験が無事に合格で終わってから借りてゆっくりとやっていたような気もします。やっぱり一番大きかったのはあの「ふっかつのじゅもん」が無くなってバッテリーバックアップになっていたことですね。あと「Ⅴ」で好評だった便利ボタン「X」とか。グラフィックもスーパーファミコンできれいになっていて、4年くらいしかプレイして空いてなかったですが、結構やり込んだ記憶があります。でも「Ⅱ」のファミコンでの鬼畜仕様がリメイクでは易しくなっていたのは少し「あの難しさ」のファンでもあった(?)ので、ちょっと今振り返ると残念だったかもです。でも楽しかったですね。Ⅰ、Ⅱとふたつあるので動画も2種類で失礼します。


スーパーファミスタ3 ナムコ 1994年3月4日発売
ファミスタはファミコン時代から野球ゲームの定番としてずっと親しんでいて、スーパーファミコンになっての「スーパーファミスタ」シリーズも買い続けていました。1,2,3のどれも似たようなゲームで甲乙つけがたいところもありますがこの「3」は130試合制のペナントレース、リーグ戦が可能でそれで結構阪神とかで遊んでいました、と思います。もう大昔なんで結構記憶が曖昧で、すいません。でもたしかまだリーグ戦機能が搭載される前の「1」か「2」で自分でノートブックに手書きで一回一回の打者の打席内容や投手の防御率、勝利数とかカウントして打率とか自分で計算して130試合のリーグ戦とかやっていた記憶もあり、その時は強いヤクルトを選んで遊んでいたような。そういうマメな作業が苦にならない性格で受験前の中学3年とかでしたが、半年くらいかけてやってましたね。懐かしい思い出です、いろいろとアナログな作業だったので。この「3」のデータは1993年のプロ野球の選手データで、僕は阪神ファンでしたがこの当時はあんまり強くなくて結構よその強いチーム、ヤクルトや中日を好んで使っていました。特に中日の当時の左腕エース、今中慎二投手が大好きで。大きな緩いカーブと150km/h超のストレートでほとんどのコンピューター相手にバッタバッタと三振の山を築いていくのが快感でしたね。


SDガンダムGX バンダイ 1994年5月27日発売 
個人的にファミコンソフトで3本の指に入るくらい面白かった「SDガンダムワールド ガシャポン戦士2 カプセル戦記」のスーパーファミコンへハードを移しての更なる飛躍を遂げたゲームだと思います。スーパーファミコンでは「SDガンダムX」として第1弾が出ていましたが、より完成度を高めたのがこのゲームで今回はこっちを選びました。ファミコン時代は戦闘は一対一でしたが、スーパーファミコンになって多数対多数も可能になり、やや画面がごちゃごちゃしていたきらいもありましたが、でもそんなに邪魔になることなく戦闘を楽しめたと思います。戦略性もあり、あのガンダム達を自分たちで操作できる快感も相変わらず楽しかったですし、このゲームもスーパーファミコンではかなりやり込んでました。ガンダムF91とかの機体が特に強力だったなあと思ったりします。Vガンダムの機体もこの「GX」から参入しそれも負けず劣らず強かったですね。僕の中ではガンダムはこの「Vガンダム」で終わっていてその後のガンダムは全く知りませんので悪しからず。


エストポリス伝記Ⅱ タイトー 1995年2月24日発売
ごめんなさい、全くやったことないゲームなのに入れてしまいました。でも僕は全く当時知らなかったのですが、後々Youtubeとかで隠れた名作ソフトとかで紹介されることが多くて、それを見ていたらやったことないのに「ホンマに名作なんや」って刷り込まれて、ここに書いている次第です。曰く「このすぐ後にクロノトリガーが出ていなかったらもっと評価されて売れていたのに」とか何とか。あのオリンピック2連覇したフィギュアスケートの羽生結弦選手も大好きなゲームとしてこの「エストポリス伝記Ⅱ」を挙げていて実際このゲームの僕はよく知らないですがエンディングテーマで滑ったこともあるくらい大ファンらしいです。ここまで評価されて気になってしまっているので何とか中古でスーパーファミコンとこのゲーム買って一回プレイしたいですね。


クロノトリガー スクウェア 1995年3月11日発売
「ゲーム音楽個人的10選」シリーズとかで何回も取り上げてきたRPG史上に残る大傑作ゲームで、これも何回も書いて申し訳ないですけど「ファミ通」の投票で「平成最高のゲーム」にも選ばれた歴史的なゲームでもあります。このソフトが出た当時はまあ僕はまだゲーム中毒とかでしたが、でももう小学生の時ほど自由にゲームだけやっている環境でもなく、勉強とかやらんとヤバいとかだったのでのめり込むほどやったかどうか、記憶が定かではありませんが、でも期待以上に面白いその内容にだんだんハマっていったんじゃないかと思ったりします。特に大好きなのが終盤に12000年前の超古代文明の浮遊国家「ジール」でのエピソードで。ジャキやサラ、その母親のジールを巡る物語の根幹部分を形成していくシナリオがさすがドラクエの堀井雄二氏やファイナルファンタジーの坂口博信氏が書いただけあってめちゃくちゃ心の琴線に刺さる名シナリオでしたね。その世界観ごと大好きになったのはあの人生で一番好きなゲーム「ドラクエⅢ」以来で。それくらいやっぱり最後にはこのゲームの虜になっていました。やり込み要素もふんだんにあって、強くてニューゲームとか、隠しアイテムで最強の武器とか見つけたり、物語の過去、未来とかいろいろな時代をくまなく探し回って、また何か発見するのとか本当に楽しかったですね。少しだけ注文を付け加えるとしたらもう少しだけシナリオを長めにもっと探検、冒険できるエピソードとか加えてもらえていたら完全無欠のゲームになったかもとか思ったりします。まあそれは後のリメイクとかで補完されていたみたいですが、僕はこのスーパーファミコンでしかやっていないので、すいません。でも人生の一番深い記憶に刻まれた名作RPGであることに変わりはありません。動画はいろいろありましたがラストダンジョン黒の夢からジールとの決戦の場面で失礼します。


スーパーフォーメーションサッカー95 della セリエA ヒューマン 1995年3月31日発売
高校入ってその前年の1993年にサッカープロリーグの「Jリーグ」が始まり世間ではかなりサッカー人気が上昇していてブームみたいになっていましたが、高校入るともう普通にサッカー部の友達とか海外のサッカーの話しかしていなくて完全に野球文化が色濃く残った地域で育っていた僕は全くその話についていけずカルチャーショックを受けていたことを思い出します。そんな彼らが好んで話題にしていたのが当時の世界でのサッカー最高峰のリーグイタリアの「セリエA」で、この年から初代Jリーグチャンピオンチームの主力でスーパースターでMVPにも輝いていたヴェルディ川崎のカズこと三浦知良選手がセリエAのジェノアに移籍してさらに白熱していましたね、サッカーブームとか。でもその肝心のカズはその開幕戦でいきなり中盤のボールの競り合い時に顔面を負傷して長期離脱してしまいましたが。でも僕に周りの新しい友人たちはそんなことには目もくれず「バッジョ」とか「バレージ」とか「ベルカンプ」とかもう当たり前のように世界的なスターの名前が全く初耳の僕をそっちのけで言ったりしていたのでストレスとともに記憶に余計に刻まれております。まあ1年もそんな話の中で育っていくと知らない間にイタリアサッカーのにわかファンというか「知っているぞ」的な意識を形成し古い友人が持っていたこのゲームとか借りて、よくセリエAのチームをプレイしてより詳しくなったりしていました。上下に移動するヒューマンのこのゲームシステムも結構好きでプレイしやすかったのも楽しめた要因だったと思ったりします。イタリアサッカー協会公認ソフトでチーム名や選手の名前が実名なのも嬉しかったですね。


スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディ 任天堂 1995年11月21日発売
switchのニンテンドーonlineとかに入れば普通にプレイできますが「スーパーファミコンミニ」には入っていなかったので入れました。「スーパードンキーコング」の初代は友達が持っていて面白そうと思いながら買わずじまいでしたが、「2」が出るということで真っ先に予約(しなくても買えましたが)して買ったりしました。音楽が特によかったなあって思います。でっかいドンキーの操作性が好きだったので「初代」の方が好きではありましたが。それでも大きなコインを集めてとかのやり込み要素とか追加されてハマって遊んだりしていましたね。「3」とかも出てそれもやっていましたがもう人生も引きこもりになりかかっていたのであんまりいい思い出はなかったですね。動画は静止画で申し訳ないですが「2」の音楽のランキングになっているのでどうぞ。いい曲多いです。


ドラゴンクエストⅥ 幻の大地 エニックス 1995年12月9日発売
スーパーファミコンでは320万本も売れて「Ⅴ」よりも多かったんですね。まあでも僕は「Ⅴ」の方が好きでしたし、この1995年に出たゲームという意味では完全に「クロノトリガー」に持っていかれたような印象も受けます。「クロノトリガー」が予想以上に面白過ぎて本命のはずの「ドラクエⅥ」がそこまで面白いとは思えなかった、そんな記憶もあります。まあでも他のゲームよりは圧倒的に完成度は高くてハマったゲームでもあり、ここに入れているわけでもありますが。でも「ドラクエ」黄金期の終わりの始まりみたいな印象もあって、いろいろと複雑な思いもこの「6」にはあったりします。個人的な意見かもですが。転職システム復活とかクリア後の別ダンジョン、ダークドレアムとか結構好きでしたけど。技の追加とかもよかったです。「ドラゴンのさとり」とか「はぐれメタルのさとり」とかも好きでしたね。でもやっぱり一番はシナリオとか世界観に惹かれるかどうかでそのゲームの没入感は決まって来ると思うので、そう言う意味では「6」はかなり弱かったような印象が個人的にはします。すいません。まあもう高校2年とかで今までのような子供ではいられなくなってゲームの世界にドハマりするような精神状態ではなかったのもそのような印象を持った理由なのかもですけど。まあそう言う意味ではドラクエは人生のいろいろなステージに顔を出してきている息の長いシリーズでそこはさすが「国民的RPG」と言われるだけのことはあるなって思ったりします。動画はもうほとんど長いこと見ていなかったエンディングで。懐かしいです。


ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ・・・ エニックス 1996年12月6日発売
このリメイクはファミコンで死ぬほどやっていたので当初買う予定はなかったのですが、一回友人に借りてやったら想像以上に面白かったので途中でデータ消して買い直してまたやり始めたりしていました。何なんでしょうこの吸引力は。アリアハンの城を出て「冒険の旅」のBGMがかかればもうゾーマまで一直線、どんなことがあってもクリア完遂させてしまう隠れたプログラムに乗ってプレイヤーは自動的に運ばれてしまうような。面白さを一切疑うことなく何度やっても、何年ブランクが空いてもまた戻って勇者ロトになってしまう、魔法のゲームだと思います。やっぱりシナリオと世界観が最高ですね。これでまた2024年11月14日にswitchで発売が決定したHD-2Dのリメイクへの期待値が否応なく高まっていきます。ただ残念なことにもう書いたりしていますが、3か月前に同じswitchのスマホベースにしたリメイクをやってしまっていて、それがスーファミとかの劣化版リメイク、すごろくとかないバージョンで思い出はまた塗り重ねられてしまって、ああ11月の感動が半減してしまう事態となっております。そこがホント残念で。どうしてこのHD-2Dのリメイクまで我慢できなかったか、後悔しております。動画はそんなドラクエⅢのリメイクについての考察物とエンディングのを載せておきます。


こんな感じでスーパーファミコンミニ2が出るならという感じでやってきましたがいかがだったでしょうか。(上)はかなり前にやっているのでまた最後にそのnote記事を貼り付けておきます。スーパーファミコンはその性能がファミコンに比べてかなり上がっていますが、でもなんか個人的な印象ですけど「薄い」感じもしていましたね。ファミコンからの続編が多くて。スーパーファミコンから出てきた新しい面白いゲームとか「マリオカート」とか「シムシティ」とか「ストⅡ」とかだったなあとか。もう基本的なゲームシステムとかファミコン時代で完成してしまっていて、新しいドキドキとかはファミコン時代ほどはなかったような気もします。まあファミコン出た時はもうあらゆるメーカーがありとあらゆる知恵を出してお金も技術もないけど「とにかく今までなかった面白いゲームを作ろう」ってフロンティア精神が旺盛でアメリカのゴールドラッシュ時代のような勢いがあったように思えます。でもスーパーファミコン時代になるとお金も技術もあるけどそんなハングリー精神やフロンティア精神は薄くなって、結構見向きもしなかったゲームとかファミコン時代に比べて多かったような印象もあったり。僕が小学生から中学高校と精神年齢が上がってしまっていたのもその一因ではあるかと思いますが。ゲームに限らず成熟した後にどう展開していくかとかはどの業界にもあてはまる問題だったりするのかなとか思ったりします。まあ僕はスーファミでゲーム人生終わっているのでその後のゲームの進化にはついていってないので、かなり意見は偏っている可能性もありますが、一応所見として述べさせていただきました。最後はまたややネガティブになったりしましたが、面白いゲームをずっと手元に置いておきたいという願望はまだ枯れることはないのでこのような「スーパーファミコンミニ2」が出たら真っ先に買うと思います。前回のも載せておきます。ではまたどこかで。


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