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精神科に通い続けて1年たった件。


私は今

精神科へ通院し続け、1年が経過しました。

多い時は1週間に1回、
少ない時は1ヶ月に1回
通ってきました。

今は鬱病は回復していて、社交不安障害の治療に専念する時期が来た感じです。

多分あと1年ぐらいはまだ通うことになるのかな…?

まだまだ長い闘いになりそうです。


通い続けて思うことは、色々あります。


私は最初、精神科に通っていることを
誰にも言えませんでした。

友人にも、家族にすらも。

「絶対理解してもらえない」

そんな気持ちがあったからです。

けど、ずっと1人で抱えるのは、あまりにも苦しくて…。

精神科に通う不安、薬を飲む不安、

そしてもちろん、自分の病気への不安。

これからどうしよう。いつ治るのだろう。働けるのかな…。

いろんな不安が一気に押し寄せ、
私は暗闇に突き落とされました。

誰にも相談できない。

辛かった。苦しかったです。

いざ打ち明けるようになっても
実際、家族には理解してもらえなかった。

家族には散々に言われました。

…悔しかったですね。



初めて精神科に行った時に感じたことは

通院している患者さんのほとんどが

一見、充実して暮らせてそうな方だということ。

会社員、高校生、若い女性、老夫婦など
全然、そのへんで見かける人達なのです。

【目に見えない病気】って、
末恐ろしいなって思いましたね…。

精神疾患のほとんどは脳の病気だから

見た目じゃ分からないんです。

だから、理解が得られ難いんだなって思います。

この辺は複雑な気持ちになりますね。

精神疾患への偏見が、まだまだ消えないこの世の中のこととか

そして、障害者雇用の実態とか…。

通院し続けることの金銭的な問題とか…。

色々考え出したらキリがないぐらい。


みんな、

生まれ持ったもの、生育環境、経験など

自分では動かせない条件に縛られています。

これは、全員に言えること。

皆それぞれ、なにかモヤッとすることは持っていると思います。

精神疾患は、この動かせない条件の為に、
気づけば日常生活がままならなくなる。

実際、私は、生育環境に元凶がありました。


この条件だけは、どうしても動かせないんですよね。

生まれてきて、
機能不全家族の元で育ち

気づいたら、こうなってしまっていた。

気づいた時には手遅れでした。

病気を抱えるだけでも苦しいのに、
まだまだ生きづらさを感じる世の中だな、と思います。

このあたりは、私のぼやきになってしまいましたね。

でも、素直に感じていることを、書きました。

でも意外と打ち明けてみて良かったなと思うこともありました。

受け入れてくれる友人もいました。

また、同じように精神疾患を抱えているということを打ち明けてくれる方もいました。


精神疾患。

皆、なりたくてなったワケじゃない。

なのに、偏見が未だ無くならないのは何故なんだろう。


どうしたら、この世の中を変えられるのでしょうか。


ここ最近の私のテーマですね。

今日はこのあたりで。

次のノートでお会いしましょう…。


《自己紹介》
普段はフィルムフォトグラファーをしております。
挿入している写真は、私がフィルムカメラで撮った写真です。
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