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書籍の紹介&勝手にレビュー

こんにちは。
今回は健康書籍のご紹介です、健康関連の書籍は年々増えて書店での取り扱いも大きくなっていますね。興味の赴くまま読み漁ってきましたが今回は2022年に読んで面白かった本をご紹介させていただきます。
 子供が生まれてから食については思うことがあり勉強してきましたが、加工していない手作りのものを美味しくいただくのが一番!というのが私の結論です。


  著者は吉冨信長氏、数年前にSNSで知ったのをきっかけに何度かセミナーへ足を運び、発信をフォローしてきました。公的でなく民間の研究者という立ち位置が現代ぽいですね。

食事の情報は玉石混合

 WEBや書籍で健康情報が巷にあふれる時代、わたしも数年間調べ続けていましたが結局何を食べたらよいか?という問いに「これだけ食べておけばOK」という答えはなく、糖質、脂質、たんぱく質という3大栄養素に加えてビタミン、ミネラル、食物繊維、フィトケミカルという微量栄養素をまんべんなく食べるのが良いとなっています。

1日30品目食べなくてよい

 1日30品目食べましょう!とは、1985年に厚生省が発表した政策のうようです。偏りを防ぐ施策だったようですが特に30という数字に根拠はなく、いつの間にか国の施策からは削除されています。このようなキャッチーなワードは覚えやすい故に印象から消えないのでしょうね。
 具体的に食べてほしいものをスーパーマーケットで買うと…フルーツ、美味しそうな旬の野菜(キノコ/旬菜/赤い野菜/緑の葉物/ぬるぬる野菜)魚、肉、卵、豆類のたんぱく質、乾物(あおさ/切り干し大根/高野とうふ/ゴマ/もち麦)
 
これらの食材を伝統的な発酵調味料である「味噌」「醤油」「お酢」を使って調理することをすすめています。昨今は速醸と何かを添加して醸造を早めた調味料も増えていますので購入する際は「原材料」を見て購入されることを勧めています。余談ですが私はパッケージはもはや全く見ておらず、原材料しか見ずに購入しています、原材料の良いものを見つけるとすごいテンションが上がるという変な癖がついてきています。

後半はQ&A方式

 掲載されているQ&Aからいくつかご紹介します。全編は購入して読んでみてください。

Q、炭水化物は食べない方がいい?
A、からだに良い炭水化物を食べることを推奨しています。

 糖質制限が流行ったので、体重を落とす=糖質を減らすという方もいらっしゃいますが、糖質を制限しすぎると糖質を使える能力(糖代謝)も低下することが判明しています、過度な糖質制限は健康を害するということになりそうです。避けるべきは「精白された糖質」であり、砂糖や小麦、白米などの「白い糖質」を提唱しています。

Q、牛乳、乳製品はたくさん食べたほうが良い?
A、現段階で賛否両論のため「嗜好品」として楽しみましょう!
 
ガゼインというたんぱく質がアレルギーの原因になりやすいこと、乳がんや前立腺がんの発症リスクがあるという結果も出ていますが、これらは否定する論文も出ているので、いまのところ賛否両論。気になる方は避ければ良いと考えていますし、飲みたい方は質にこだわってみてはいかがでしょうか?


最後に

 サプリメントについて、著者は「3食をしっかり食べたうえで」という前提でビタミンCだけは摂取しているそうです。これは私も同じ考えですが、出産や大きい病気をしたあとなどは一時的に身体が弱っていることも多いため、サプリメント療法が必要になる時期もあります。
栄養外来を実施しているクリニックもありますので、身体の不調が続いていて食事も偏っているな?と感じる方は検討してみてください。

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