今年学んだこと

今シーズンはまだ終わっていないが、少し時間が出来たので自分自身の頭の整理のためにも一度、今年学んだことを振り返る。
間違いなくこれまでの人生で一番学びが多く深い一年だったと思う。
その中の3つを今回は上げてみる。

謙虚さ

今年の最初にチームのキャプテンに
”お前は謙虚さが足りない”。
と言われた。その時この人は俺のこと何もわかってない。と思ったが今思えば圧倒的に欠如していた。
謙虚さとは
自分をえらいものだと思わず、素直に物事を受け止める心のこと。

入学したばかりの自分はいい意味でも悪い意味でも自我が強かった。
人に何かアドバイスやら意見を言われたときに、自分はこう思ってるというのを必ず伝えるようにしてたし、
何よりまず、他者の意見をちゃんと”心で聞けてなかった”と思う。

サッカー部での活動を通して"謙虚な人"
になるために大切だと感じたのは、

まず、どんなことでも言ってもらってる時点で、有難いという認識をすること。

自分で自分のことはなかなか見えない。他者は自分を映し出す鏡。だから客観的意見はどんなものでも有難い。心で聞いた後に採用か不採用かを決めればいい。

そして言ってもらえる環境は当たり前じゃないということ。
歳を重ねるにつれ段々言ってくれる人は減る。だから若いうちの特権だと捉え何事も吸収する気持ちを持つことが重要。

投げてもらったボールを一度キャッチして
その上で相手が取りやすいボールを投げることが大切。
これが会話のキャッチボールであり、大人の会話だと思う。

自分の意見を持っていることはとても良いことだが、言ってくれた人に対していつも強い主張をぶつけていてはいつか誰も何も言ってくれなくなる。


自分から成長できる材料を手放してはいけない。

大事なのは、
人の話、起こった事象を 心で受け取る
それが謙虚さに繋がると思う。


パフォーマンスの自分

この大学に入って、今までの自分の行動はほとんどパフォーマンスだったんじゃないかと思った。

自分は人に認められたい欲が強い。


そんなことは前から分かっていたつもりだが、
そこに中身がないといつまでたっても
結果は出ないし、なにも積みあがらない。

その行動を取る目的は 
自分の出したい結果やありたい姿の為だったはずが、いつしか
誰かに認められるため。
こう思ってもらうため。
になっていた。

最初から行動の目的が認めてもらうためだったらそれでもいいと思うが、
出したい結果
ありたい姿
があるのに行動の目的が認めてもらうためになっていたら
いつまでたっても結果は出ない。

過程を自分から評価されにいってはいけない。
自分が結果を出した後に初めてプロセスに他人が目を向け評価する。

その順番を間違えていたのが今までの自分

そのことが分かった時、今までの自分の行動は誰かに認めてもらうためのパフォーマンスになっていたなと感じた。

自分には

元気と勇気を与えるプロサッカー選手になる

という出したい結果と

カッコイイ漢

というありたい姿がある。

少し気を抜くとすぐだれかに認めてもらうため、こう思わせたく思考をしてしまうので、そのたびに”その行動をする目的”を考えるようにしたい。


逆境がチャンスということ

自分の思い通りにならなく上手くいかないこと。それが逆境だ。

無失点で抑えると意気込んで入った試合でミスして失点

上手くいってると思っていた彼女に振られる

言われたくない事を言われる

絶対入ると思っていた大会のメンバーに外れる

すべて逆境だ。

逆境では自分の本当の姿が出ると言われている。
人間上手くいっているときはなんでもできる。
上手くいかないときに何ができるかがその人の
人間としての価値を表すと思う。

自分は自信がある分、逆境に陥ると
落ち込みやすくとても立ち直りにくい。
普段はポジティブだが、隠れているネガティブな自分が現れる。

人生には数えきれないほどの逆境が訪れる。
そのたびに落胆していたらおもしろくない。
なら捉え方を変えてみればいい。

上手くいかないときこそ、
なるほど今回はこう来たかと。
これ乗り越えたらすごいステップアップ出来るんじゃないかと。

思い返せば逆境の時に必死にもがき、試行錯誤した後が
一番成長していたなと思う。
逆境を流れに身を任せて嵐が過ぎ去るのを待つのか。

それともまた成長できるチャンスきた。
今自分試されてるな~
と思えるかで今後の自分の人生の豊かさが変わる気がする。

大学卒業する前に逆境が来たときは常にワクワクできるぐらい器の大きな人間になりたいと思う。



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