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完全リモートワークは持続可能なのか?~マーケロボ事例紹介と最適解の考察~

 みなさま、こんにちは!マーケロボCFOの市原達大(TAPPY)です^^ゞ
 最近は何をみてもCOVID19の話題ばかり…もううんざりって方も多いのではないでしょうか。私も割と外で身体を動かしてストレス発散するタイプなので、結構しんどいです。そんな中で現状のマーケロボでは、完全リモートワークへ移行しています。大層なものではないですが、事例をまとめてみました!
 それでは早速…スタート!!!

1. リモートワークは無理なく自然と続けたい

▼持続可能性について考えてみる
 今のこの状況ではリモートワークは、続けられないと意味がないし、続けざるを得ない。そんな中で「持続可能性」について、まずは考えてみましょう。無理なく自然に続けられるみたいなイメージでしょうか。
 ダイエットで考えてみると分かりやすいかもしれません。
 例えば合計5kgのダイエットをしたいとして…何でそのダイエットが必要なんだっけ??とか、いつまでに??とか、食べ物に気を付けるのか運動を増やすのか??とか、体重だけじゃなくて体脂肪率を落とすべき??とか、そういう話を俎上に載せて意思決定しないと、結局三日坊主で諦めてリバウンド…という結果は見えています。ちゃんと決めても、通常継続は難しい…ですよね。苦笑
 だからこそ、「無理なく自然と」続けられる事が最重要の要件だと思うわけです。

2. マーケロボ社で取った3プロセス

▼マーケロボ施策の概要
 ここからはマーケロボで実際に行っているリモート施策について、具体的にご紹介します。マーケロボ社でとったリモートワークの仕組は、大きく3つです(前提も併せると4つ)。
 ⓪元々リモートワークで働いているメンバーが全体の1/4程度
 ①時差出勤の開始(2020/01/27~)
 ②Web会議の推奨(2020/02/20~)
 ③原則出社禁止(2020/03/26~)

▼元々リモートワークで働いているメンバーが全体の1/4程度
 これは、代表の田中の影響が大きいですね…前社名のタクセル設立当初は全員がリモートで働いていました。マーケティング・オートメーションやインサイド・セールス自体が、アメリカ全土を営業さんが直接訪問できない所から始まってますし、ビジネスとの親和性も◎です。

▼時差出勤の開始(2020/01/27~)
 時差出勤は、割と早くから始めました。家で普段自宅を出る時間に一度仕事を開始して、全社朝礼が終わる09:30に家を出て、移動時間によりけりですが10:00~11:00くらいに本社到着して業務再開。帰宅時刻も前後に倒す許可を出しました。
 これについては、インフラの要件さえクリアできれば、実施自体はさほど難しくないと思います。

▼Web会議の推奨(2020/02/20~)
 実際にCOVID19の影響が少しずつ強まってきた時期に合わせて、社内外の会議を極力来社・訪問からWeb会議に切り替えました。
 これについては…Web会議に慣れていないと、拒否反応を示してしまう企業も少なからずいると思います。結構コツが要ります(一番下に、私の個人Facebookや弊社リリース記事など記載しました。詳しくは是非お気軽にお問い合わせください!)。

▼原則出社禁止(2020/03/26~)
 3/25に小池都知事の発表があった翌日から、原則出社禁止に踏み切りました。3/26の午前中だけ、仕事用具の持ち帰りのため出社可とし、現在に至るまでほぼ出社していません。
 ただ、これには不運が重なり…マーケロボ社が4/1付で本社移転しており、タイミングは最悪。移転に伴って、どうしても「紙」での「要押印」作業が多数発生し、現状私だけは2週間に一度のペースで本社に出社し、必要な紙作業をまとめて実施しています。
 日頃から出来るだけ電子化していたのですが…役所や金融機関の移転手続きは本当に紙ばっかり!愚痴をいっても始まらないですが、日本全体のデジタル化はまだまだ道半ばだなあ…という実感です。

3. リモートワークの良い所・悪い所・うちの特色

 ここからは実際感じている、リモートワークの良い所・悪い所・マーケロボの特色をお伝えします。
▼良い所!!
 ・自分自身の作業に集中しやすい!
 ・移動時間が不要なので時間短縮、ラッシュも関係なし!
 ・家族との時間が増える!
→特に家族との時間が増えるのは、日々忙しい「戦闘民族サラリーマン」方々には嬉しい事ですよね。家族と三食一緒に食べられますし、会話も前よりグッと増えたと思います。

▼悪い所…
 ・みんなの顔が見えづらい…
 ・雑談など息抜きの時間がとれない…
 ・ずっと家なのでメリハリがない…
→CFOとして一番辛いのは「みんなの顔が見えづらい」という点です。会社の裏方の長なので、みんなが円滑に業務を進められることがとても大切。そのために重要な「違和感」を感じ取るのが、非常に難しいと感じています。

▼マーケロボの特色
そんな悪い所を改善するために、こんな事をしています!
 ・チャットなどのコミュニケーションをより丁寧に
 ・在宅ワーク手当を支給
 ・Web飲み手当を支給
 ・雑談タイムを設定
→チャットなどのコミュニケーションを「より丁寧に」行う、これは必須。私自身、チャット・メールより電話、電話より対面みたいな意識が抜けきらずにいました。が、「会えば分かる」に甘えられない今、細かなニュアンスをチャット・メールできちんと表現できて初めて、コミュニケーションの質が対面と同等に保てると感じています。
 その他、在宅ワーク+Web飲み手当なども支給していますが、雑談タイムの設定は珍しいかと。普段の仕事のチームで週の半分、それ専用のシャッフルチームでもう半分、夕方に雑談する時間を設けています。もちろん仕事チームで進捗共有をしたりも必要ですが、シャッフルチームだと普段仕事で接しないメンバーの意外な一面を覗けたりしておススメです!!

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4. 結局のところ、持続可能なの??

▼ずっと完全リモートが続くと「やはり厳しい」
 個人的には、ずっと完全リモートは、「やはり厳しい」という感想…どうしてもメンバーと顔を合わせて話したくなってしまう。違和感を拾う自分自身のアンテナが、力不足もあってあまり上手く機能していないです。

▼でもそこは「二律背反の融合」でクリアしたい!
 マーケロボはの二律背反の融合を大切にしている会社で、デジタルとアナログのイイトコどり・ハイブリッドを掲げています。
 そんな私達だからこそ、しばらく続くwith COVID19の現状においてでも、基本は「リモート推進で身の安全を最優先」にしつつ、緊急事態宣言が明けた暁には、必要なら「きちんと対面で会って話し合う」事も大切にしていく会社でありたいと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございました!
何か気になる事があれば、個人的にでもマーケロボ宛にでも、是非お問い合わせくださいませ^^ゞ


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