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会社の自販機に100円入れるのをやめてビットコインに投資してみた。(228日目)〜ピーターの法則〜


こんばんは。
tatsu_kuです。

西野亮廣さんのVoicyは毎週日曜日、リスナーさんからの質問に直接答える生配信をしています。

そんな中、先日こんなリスナーさんからの質問がありました。

「私の会社の上司はとても無能です。どうしてこんな人が出世しているのか理解できないのですが

というものでした。

なるほど。
これは僕も思ったことがあるぞ!!

ということで自分でも調べてみました~

▶ピーターの法則とは

ピーターの法則:組織構成員の労働に関する社会学の法則

1.能力主義の階層社会では、人間は能力の極限まで出世する。したがって、有能な平(ひら)構成員は、無能な中間管理職になる。

2.時が経つにつれて、人間はみな出世していく。無能な平構成員は、そのまま平構成員の地位に落ち着く。また、有能な平構成員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各階層は、無能な人間で埋め尽くされる。

3.その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
ウイキペディア

つまり成果を上げた社員は出世していくが、出世した後の地位でも成果を上げられる能力があるとは限らないということです。

さらに、

・無能な人は、今のポジションのままで留まる

・有能な人は、昇進後の高いレベルの仕事に従事する中で無能な人になる

上記のように、時間軸を長く見ると『組織の人間は全て無能になる』という理論です。

なるほどな!!
と思いました。

▶ピーターの法則が起きる理由

それでは組織において、どうしてこのようなことが起こるのでしょう??
その理由は次の3つです。

①役職の要件が不明瞭

現在の業務で優秀な人材は、昇格した新しいポジションにおいても優秀でありつづけるだろうという思い込みにより昇進人事が決まるため。

②降格制度がない

現在の組織において、一度昇進してしまえば余程のことがない限りそのポジションに留まる仕組みになっているため。

③育成の仕組みがない

昇進後に必要なスキルを身につけられるような育成の仕組みがあれば『無能化』は防ぐことができますが、役職の要件が不明瞭で育成の仕組みが整備されていないため。

▶まとめ

組織におけるポストが『無能化』した人材で埋まることは、成長過程にある若手人材のモチベーションを下げ、彼らの活躍の場を奪ってしまうことに繋がります。
また、『無能化』した管理職は若手人材にとっては『悪いお手本』となってしまうため、このような状態が続けば組織全体のモチベーションも下げてしまい、組織の存続に危機的な状況をもたらしてしまいます。

そうならないために、ピーターの法則を防ぐ対策としては『出世とは管理職になること』といった概念から一度離れてみることや『昇進が一つのゴールだと錯覚させない』ための研修を設けることなどが大切ではないでしょうか。


ながら聴きに最適なオーディブルもおすすめです!!

それでは今日の結果です!!





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