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「最も必要なロールモデルは、自分の特徴に似通った人がどう成功したのかっていうモデル」

「ああいう人になりたい」というロールモデルを見つけなさいとよく言われるんですけど、本当は最も必要なロールモデルは、自分の特徴に似通った人がどう成功したのかっていうモデルなんですよ。
そこの法則は1つで、その人の特徴が活きる環境を選択できたから、特徴が芽が出て花が咲いた。
   森岡毅(マーケター)

「林修の初耳学」


「ロールモデルを見つける」ことは何も疑わずに聞き入れていたけど、「成功している人を見つけること」ではないんだな。

既成概念に囚われていたと気づいてハッとした。

「成功している人」「憧れる人」は、私とは違う特徴を持っていて、違う道を進んでいるから、私がどんなに追いつこうと急いでも、そもそもレールが違うから追いつかない。

でも、「自分と似ていて成功した人」であれば、道の選択に迷った時に参考にしたら成功に近づけるかもしれないし、必死に後ろから追いかければ、自分の後ろにできた道に満足できるようになるかもしれない。


憧れの女性といえば、安室ちゃん。

やっぱり生き方とか存在そのものがカッコいい。

でも、当然ながら安室ちゃんにはなれない。


他は、いとこのお姉ちゃん。

美人さんでスタイルがいいという見た目も憧れるけど、気取ったりせず、場を和ませる。

話を聞く表情がとても好きで、憧れる。

自分のやりたいことをひとつずつ実現させていく生き方も素敵だ。

海外に住んでみたり、通信教育で教員免許を取ったり、おそらく念願だった英語のネイティブスピーカーとの結婚も手に入れた。

うまく言えないけど、幼い頃からそのお姉ちゃんは私の憧れだ。

手が届くなんて最初から思っていないほど憧れている。


それからお母さん。

紛れもなく憧れの女性です。

母親としても、働く女性としても、ひとりの女性としても、「この人が自分の親でよかった」と偽りなく言葉にできる。

そんな母の娘なのに、私は怒りっぽく、母は人を憎むなんてことはしない。

「母のような女性になりたい」と思うけど、自分の親なのにきっと同じようにはならない。


総じて今のところ私にはロールモデルはいない。

自分と似通った人を探せばいいと言っても、そもそも自分がどんな人間なのか分かってない。

今の環境で成功している人のうち、自分に似通った人がいればいいのだけど、残念ながらまだ見つかっていない。

いつか現れるんだろうか。

今いる環境で私は成功できるんだろうか。


悲観的になっているわけでもなく、憧れの女性たちにはなれなくても、彼女たちのことは好きでいておくだけでも幸せだ。



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