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「『音楽をやる』というよりは『伝えたい』」

どうしていいかも分からず、ただ歌ったりギター弾いたりすることが好きで、バイトしながらずっと続けていったんですけど、(「ガラスのブルース」は)初めて思ったことをちゃんと丁寧に書いた曲。
増川くんに聞いてもらったら、「すっげーいいよ」となって。そしたら、地元の友達からも「新しい曲聴かせてよ」って言ってくるやつがいて、聴いてもらったら、「こんなこと考えてたんだね」と言ってもらったり、「いや、僕もさー」と急に自分語りが始まるみたいな。

今、自分の目の前で何が起きてるんだろうと考えてると、「あぁ、これが伝わるってことか」と。自分が考えてた「こう思うんだ」という気持ちを音楽にするというのはこういうことだし、それを受け止めてもらえたというのは、こういうことなんだなというのを学んで、知って、衝撃で。

音楽をやる」というよりは「伝えたい」という気持ちは、その時から明確に生まれてきたものなんじゃないかなと思う。

そうやって音楽をずっとやっていったら、ちゃんと人とお話しできるみたいな気持ちになって、それがやっぱり辞められなかった。

   藤原基央(BUMP OF CHICKEN)

NHK「18祭」


BUMP OF CHICKENの曲の歌詞を聴くと、「なんで藤くんはこんなに自分のことを分かってくれてるんだろう」と思うファンは多いんじゃないかなと思う。

「伝えたい」という気持ちが根底にあって、「伝わるってこういうことなんだ」という経験を持っている藤くんだから、伝わるんだろうな。

曲はあまり頻繁に出さないけど、待てる。

発表される曲はどれも丁寧に作られてるし、どれも気に入ると信じられるから。

欲を言えば、デジタルだけじゃなくてCDも出してもらいたいということくらい。


ちなみに、この番組は、メンバーによって選考された18歳前後の若者たちがBUMP OF CHICKENと一緒に同じステージで歌を歌うというもの。

事前練習を重ねて、ついにBUMP OF CHICKENのメンバーと会える直前の興奮した様子、登場した時の感動した様子、一緒に歌っていることに涙が止まらない様子など、生き生きとした素直な感情が爆発していて、その様子に感動して私ももらい泣き。


関ジャムのBUMP OF CHICKEN特集は、この週末に観る予定。

4月に入って怒濤の2週間を乗り切ったご褒美だ!



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