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「『自分は妬まれるような長所などない』と考えること自体が、嫉妬を煽りやすい性質」

威圧的な上司、自分にだけ冷淡な同僚、欠点ばかりあげつらう先輩などに対して、「なぜ?」と戸惑ったことはありませんか?

こういったなるべくなら関わりたくないようなタイプの人たちは、「嫉妬」という感情に駆られています。ここで言う嫉妬とは、「自分が得るべきはずのものを奪われそう」という苛立ちです。

「まさか、自分が嫉妬されるなんて」「自分は妬まれるような長所などない」と考えた人もいるでしょう。実は、そんなふうに考えること自体が、嫉妬を煽りやすい性質なのです。

嫉妬されやすい人は、自分を実際より「劣っている」と考えがちです。真面目で謙虚で、もっと自分を高めなくては、と常に努力するタイプです。

嫉妬されやすい人の中には、厳しい親のもと、「いい子」として育ってきた人が多く見られます。頑張ろう、叱られないようにしよう、と努力する「いい子」は、裏を返せば「今の自分ではダメだ」と考える、自己肯定感の低いタイプです。

「もっといい子にならなくては」と思っていた子供は、長じてから、嫉妬体質の人を引き寄せやすくなります

   大嶋信頼(心理カウンセラー)

THE21 Online


「なんで私だけ攻撃されるんだろう」と思うことは今までに何度もあったけど、「真面目」、「謙虚」、「常に努力するタイプ」、「周りから優しくされやすい」、極めつけは「高潔」というキーワードに、「私のことではないか」と思いながら読み進めていた。

こう‐けつ〔カウ‐〕【高潔】 の解説
[名・形動]人柄がりっぱで、利欲のために心を動かさないこと。また、そのさま。「―の士」「―な人柄」

goo辞書


でも、「厳しい親のもとで『いい子』として育ってきた」や「自己肯定感が低い」というところあたりで、「あてはまるな」と思い始めた。

そして決定的だったのが、「『人を陥れる人』から逃れる3つの習慣」で分析されている人物像が、1つも否定できないものだったこと。

「人を陥れる人」から逃れる3つの習慣

1 「欲しいもの」をイメージする
真面目な人は、物欲に欠け過ぎる傾向がある。

2 掃除や片づけをする
高潔な人は掃除や片づけが苦手、という不思議な特徴がある。

3 「責任を取らない」と唱える
責任感が強すぎる人は、仕事量も人の嫉妬も膨張させている。

   大嶋信頼(心理カウンセラー)

「THE21 Online」


物欲がないことは、最近の記事でも書いたところ。

「不思議な特徴」と書かれているけど、私も掃除や片付けが苦手。どうにかしたいと思ってるけど、まさに「汚れたものを見たくない」「モノを易々と捨てられない」という考えがある。

そして責任感が強すぎるという自覚はないけど、他の人が省くところも、「自分の役割だからここはやらないと」と頑張ってしまうところがある。


思い返せば、「あの人から一方的にライバル視されてるな」と思って親しい人に相談した時、「嫉妬してるんだよ」と言われたことがある。そんな時は、「嫉妬っていっても、向こうの方が明らかに優秀だよ?」と思ってた。

相手の機嫌を損ねないようにと挙動不審になるのが、相手の機嫌をさらに逆撫でしてるんだな。

自分の気分を優先させてあげたらいいんだね。

相手は自分に嫉妬しているだけだ、自分のほうが上だ、相手がバカなのだ――と笑い飛ばすのが一番です

「自分が上と言える根拠は?」などと考えてはいけません。理由など度外視し、「とにかくあっちが悪い」と思える不真面目さを持ちましょう

これは「感覚で生きる」ということでもあります。正しいか否かではなく、自分の快・不快だけに注目することです

   大嶋信頼(心理カウンセラー)

「THE21 Online」


とりあえずトイレ掃除の頻度を上げようっと。



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