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「決断とは『決める』『断つ』。『断つ』は迷いを断つ、退路を断つの2つ。」

決断とは「決める」「断つ」。

そして「断つ」には2つある。
ひとつは迷いを断つ。
二つは退路を断つ。

   
田坂広志(技術者、経営学者)

心を輝かせる名言集


ドラマ『選タクシー』で竹野内豊さんが言ってたけど、私たちは日々たくさんの選択をしている。

朝、目覚ましが鳴った時に「今すぐ起きるか?」「あと5分だけ寝るか?」とか。

飲み物が欲しくてコンビニに寄った時に「いつものお茶にしようかな?」「新商品を試してみようかな?」とか。


仕事中も選択の連続だ。

「どの作業から片付けようかな」
「あの人に連絡を取らないといけないけど、電話にしようかな。メールにしようかな。」
「上司に相談したいことがあるけど、今声かけていいかな」
「この資料、この仕上がりでいいかな」
「ここが分からないけど誰に相談しようかな」
などなど。


何を選択するにしても、最後は「決断」して行動に移す。

決断したら、選んだ道に進むだけ。


例えば、ランチに何を食べようか迷う。

イタリアンのお店にしようか、蕎麦屋さんにしようか、定食屋さんにしようか迷う。

でも、決断してお店に入ってしまえば解決する。

パスタにするかピザにするかという新たな迷いは出てくるけど、少なくとも蕎麦にするか何定食にするかという迷いは断ち切られる。


とはいえ、決断するまでが難しいけど。

私は慎重すぎるのか、細かいところまで考えすぎているのか、勇気がないのか、決断するまでに時間をかけてしまう。

先に書いた上司に相談するために声をかけるまでも悩む。

「今声かけてもいいのかな」
「そもそもこんなこと相談していいのかな」
「先輩や同僚に先に相談してみようかな。でも彼らの時間を奪うより上司に相談した方がいいのかな。」
「上司に声をかけるにしても、なんて切り出そうかな」
「私の考えを見せないといけないだろうけど、こんな案でいいんだろうか」
と、いろいろ悩む。

相談に行って嫌な顔をされるわけでもないけど、「本当はこんなことくらい自分で考えろって思われるんじゃないかな」「もっと整理してから相談に来いって思われてないかな」と、ひとりでうだうだ悩んでしまう。

他の人も事前に考えて相談に行ってるんだろうけど、自分の中でちゃんと整理して、然るべきタイミングで行ってるように思えて、さらに気が引けて決断に時間がかかってしまう。


細かいところまで気を配って用意周到で臨むことも大事だけど、仕事はスピードも大事。

ひとつひとつに自信を持てるまで、気が済むまで時間をかけていいわけはない。

もっと決断力を高めたい。

それには知識と経験も必要だけど、プライドとか恥ずかしさという気持ちの問題も大きいんだろうな。

そこはある程度は自分次第。

これもトレーニングですね。



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