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「知は力なり — とんでもない。 きわめて多くの知識を身につけていても、少しも力を持っていない人もある。」

知は力なり — とんでもない。
きわめて多くの知識を身につけていても、少しも力を持っていない人もあるし、逆になけなしの知識しかなくても最高の威力をふるう人もある。
   
アルトゥル・ショーペンハウアー

心を輝かせる名言集


時々、学歴コンプレックスなのか、知識自慢をする人に出会うことがある。

実際に学歴が高くて仕事もできる人は、自分の学歴の高さや知識が豊富なことを自慢したりしない。

学歴が低くてもそこにコンプレックスを抱いていない人は、学歴の高い人に必要以上の嫉妬心も持たず、素直に褒めたり、明るくいじったりする。


学歴がそこそこ高くて自信もあるのに、周りから自分が思うように評価されない人が知識自慢をしているような気がする。

でも、やっぱり仕事ができることと学歴は完全にイコールではない。

それなのに、仕事とは関係ない雑学を披露して「すごいね」と言われることに力を注ぐのはちょっと違うと思う。

いろんなことを知っているのは本当にすごいなと思うけど、肝心の仕事で成果を出さないと、仕事での本人の評価は変わらない。

それを知識面や学歴でカバーできると思っているところに、「残念な人だな」と思ってしまう。

上から目線で嫌なやつかもしれないけど、承認欲求を満たすための雑談ばかり増えて、「なんだかかわいそうな人だな」と思ってしまう。


とは言え、「自分はもっとできるやつなのに」「もっと評価されてもいいはずなのに」と思う気持ちは分かる。

私も中学生までは成績だけでいうと上位にいたので、自己評価と周りからの評価が合ってない時は「え、なんで?」と思ったことがあるから。

でも、高校生になって自分よりできる人に出会ったり、成績以外にも大事なことがあると気づいてからは、成績とか学歴にこだわるのは必要のないプライドじゃないかと思うようになった。

知人から言われた「30歳越えたら学歴なんて関係ない」も事実だと思う。


まぁ、偉そうに言ってるけど、私も頭で分かっていても、「いや、もうちょっと評価してくれても」と思うこともあるけどね。



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