「あらゆる負の感情は、涙の中に閉じ込められて出ていく」
番組のゲストのストレス解消法として、「おうちカラオケ」「お酒」「泣くこと」などが挙げられていた。
私はお酒はあんまり飲めないけど、また行けるようになったらカラオケに行きたいな。
大きな声を出すというのは、やっぱり元気になる。
そして、「泣くこと」。
これは私にとってもストレス発散法のひとつだ。
自分のことを考えただけで泣くことはほとんどないけど、テレビや映画を観たり、曲の歌詞に刺激されたりして泣くことがある。
その勢いに乗って、自分のことを泣く。
植木先生がおっしゃるように、泣くと、負の感情が涙となって体から出て行く感覚がある。
でも、池田先生がおっしゃるように、何事も適度というのがあるんだね。
泣くことは実際にストレス発散にはなるけど、それをやりすぎると、負の感情が溜まっていくらしい。
確かに、1回泣いてスッキリしたらいいけど、何回泣いてもストレスから逃れられないと、「私ってこんなに悲しいんだ」「まだこんなに苦しいんだ」と、逆効果になっていくのも分かる気がする。
お酒で解消する人が、度を超すとアルコールに依存していくように、泣くことで解消する人も、だんだん負の感情に依存していってしまうのかな。
悩みって、悩んで悩んで悩み続けると、そのうち悩むことに疲れてきて、飽きて、ある時、ふと我に返るというのが、ある意味正常なのかもしれない。
改めて考えると、強いストレスや具体的な悩みは、ちゃんと言葉にするのがいちばんの解消法だと思う。
「なんかダルいな」とか「なんか最近ワクワクしてないな」という程度であれば、気の合う人と飲みに行ったり、アウトドアで気分転換したり、カラオケで騒いだりすることで、うまく解消できることもある。
軽いストレスであれば、少しそのストレスから離れるだけで、「まぁ、いいか」「ちっぽけなことで悩んでたな」と、切り替えが利く。
でも、ストレスが大きいと、無理に意識をそらしても解決できず、どんどん負の感情に支配されることがある。
私の場合は、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなったりしてしまい、「眠れない」という状況にさらに悩んでしまうことがある。
特に、何に対して負の感情を持っているのか分からない時は、その傾向が強くなる。
モヤモヤの原因が分からないと、「どうにかしないと」と悩み始めるものの本質が分からないので、理由を考え始めては堂々巡りになって、時間だけが過ぎていく。
逃げられないストレスにぶつかったら、心置きなく話せる人に話を聞いてもらったり、noteに書いたり、日記に書いたりして、本質がどこにあるのか紐解いていくと、原因が分かることが多い。
時には、誰かに対して腹を立てていたのに、分析してみると、自分にも非があることに気付くこともある。
原因が分かれば、具体的な解決策を考えることができる。
そこまでいくと、負の感情だけじゃなくて、「こうしてみよう」という前向きな気持ちも湧いてくる。
幸いなことに、今はそこまでの大きな悩みはない。
noteのおかげかな。
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