見出し画像

スマッシュキャバレー新年ミニインタビュー

★久田菜美さん編(ピアニスト)

 動画審査を勝ち抜いた出演者がパフォーマンスを行い、観客審査によって優勝者が決まるミュージカルオーディションショー、スマッシュキャバレー。

 2023年初のステージ終演後、ピアニストの久田菜美さんに、昨年の振り返りと今年の抱負を中心にお話を伺いました。今回も前回に引き続き、ミニインタビューという形で少しラフにお送りします。

◆2022年を振り返って

― 今年初のステージ、お疲れ様でした。

 ありがとうございます。

― 昨年に遡りますが、2022年はスマッシュキャバレーにとってどんな1年でしたか?

 2020年、2021年とコロナでできなくなっていたことが、ようやく戻ってきたかなという感じがありました。2022年のラストは、2年振り位に「Seasons of Love」をみんなで歌えるようになったりとか。
 そして、今、2023年の一発目ですけど、今回は久しぶりにポップコーンの販売を再開したり、私たち司会とピアニストも今回からマスクを外したんですよ。

◆特に印象に残っていること

ー 昨年のスマッシュキャバレーで特に印象に残っていることがあれば、お聞かせいただけますか?

何度も挑戦してくれた方の優勝

 何回も受けに来てくれて、優勝している人が多かったです。今年に被りますが、今日の子(入江うりさん)も3回目で優勝しているし。
 やっぱり何度も挑戦してくれて、ようやくというのがすごい嬉しいし、「良かったね!」という気持ちになるんですよ。そして、そうやって回を重ねていく毎にそれぞれの出演者たちも成長していると思うし、私たちもその過程から全部見ているので、そういう風に優勝者が生まれる瞬間には感慨深いものがあるなと思います。

久しぶりの大阪開催

 それから、去年久しぶりに大阪へ行きましたが、すごくお客さんが来てくださって。
 やっぱり大阪は乗りがいいですよね。あとは、出演者に「どうしてスマッシュキャバレーに応募してくれたんですか?」と聞いたら、「YouTubeを見て」とか、優勝した淡路島の子(池野千夏さん)は、「東京でミュージカルをやっていた子から『こんなのがあるよ』と言われて」と。こうやってみんながスマッシュキャバレーを知ってくれているんだなと思いました。

配信の効果

 そして、正直、(ミュージカル)業界全体の配信ニーズはちょっと下がっている中で、未だにスマッシュキャバレーは配信でもすごく見てくださっているんですよ。まあやっぱり、配信にも投票権がついているというのが大きいと思うんですけど。多分、地方の人も見てくれているのかなと思うと、配信はスマッシュにとって良かったかなと思っていて、こうやってどんどん全国に広まっているのではなかろうかと。

◆2023年の抱負

ー それでは、2023年の抱負をお聞かせください。

 スマッシュキャバレーとしては、この間、大阪に行ったので、他も行けるんじゃないかって言っているんです。スマッシュキャバレーには、意外と地方から来てくれている人多いんですよ。

― では、今度はこちらから色々な地域に・・・

 そう。今年もそうやってスマッシュキャバレーという輪が広がっていったらいいなと思っています。

― 最後に、今年、応募を考えている方とお客様に一言お願いします。

 待ってます!!


 終演後のお疲れの中、さまざまな角度から熱く語ってくださった久田さん。コロナ禍前の状況を少しずつ取り戻していく中で、スマッシュキャバレーのネットワークがさらに広がっていくのではないかと期待が膨らむインタビューとなりました。どうもありがとうございました!

 さて、こちらのページでは、今年もマイペースではありますが、スマッシュキャバレーや、ミュージカルに関わる方々を中心にお話を伺っていく予定です。
 改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

(Tateko)


企画構成:Tateko
写真:中山駿

協力:SMASH CABARET 
https://smashcabaret.com/
   中目黒TRY

※記事、写真の無断転載はご遠慮ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?