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48歳の就活で感じた事 その4 何故、独立する事を考えなかったのか?

※上記写真はハタラクス.jpさんのページより引用

私自身の独立に対する考え方

今回というよりも、前職社員時代から真剣に考えていたのが独立、ただ、仮に独立してお店を出したとして最初の2~3年営業できたとして、果たしてお客さんが付くかどうか、自分の食い扶持を稼げるのかどうかを以前から真剣に考えていましたし、実際の所、手元にある程度の自己資金もありましたので、やって出来なくは無いかなって考えました。
ただし、社員時代に独立しなかった理由は、普通にサラリーマンしていた方が、会社の知名度が高く世間からの信用度が高く、毎年少ないとは言え給料が上がっている現実を考えた上で、自分の家庭を考えるとこのままサラリーマンを継続した方が賢明と考え、40代半ば以降はどうやったら、自分の社内での仕事を増やせるのかを真剣に考えて、自分に必要な資格と技術を身に付ける事、不動産や株式投資、きき酒師としての活動を出来る範囲内で真剣に取り組んできました。

酒匠バッチ

※画像は酒匠バッチ(SSI HPより引用)

48歳の転職で一番最初に悩んだ事

今回、新型コロナ禍という特殊な状況下で、一番最初に考えたのは、就職出来る出来ない以前に、応募した企業の書類審査が本当に通るのかどうかで、真剣に悩みましたし、観光、飲食業に関して今後どのような業態が生き残れるのかに関しても、真剣に考えました。

敢えて、異業種の企業を何社か受けてみました

その上で、最初の2か月間に関しては、他業種(食品販売、酒造業、全く違う業種)に関しても応募いたしましたし、意外に書類選考に通ったりもしました。
ただ、異業種を受けてみて感じたのは、自分自身が観光、飲食の仕事をしたいという気持ちが強かったのと、最終面接まで実際に何社か行ってみて、企業の役員の方々から遠回しに私の経歴が生きるのは、飲食や観光業だと教えていただきました。この件に関しては、私自身非常に感謝しています。

好業績の企業 (東洋経済より引用)

※好業績の企業(東洋経済より引用) 

9月以降、一部の観光、飲食業について好業績の企業も出てきていました。

9月以降、観光業や飲食業の数字を見ていて、実際に面接を受けて色々話を聞いてみて、都市型では無く、地方の観光業や飲食業で家族層を顧客に含んでいる企業様に関して、割と繁忙期に当たる8月の数字が前年よりもプラスになっている企業様が有る事が徐々にわかってきたのでターゲットを地方の観光業や飲食業に搾りました。
実際に、9,10月とそのような企業を中心に応募し、9月の間は中々結果に繋がりませんでしたが、エージェントに聞くと、企業様の社内事情や私自身の企業様とのマッチングもあって中々結果には結び付きませんでしたが、10月一週目に12社程度応募して8社書類審査が通りエージェントの方から、現在の年齢で有り得ないと言われました。

就活の最終結果について

結論から行きますと10月9日に2社内定(世間的に見て超の付く優良企業様)を頂き、19日に中でも一番優良(普通に考えると定年以降も働けて、尚且つ世間的信用が優良と呼ばれる上場企業より高い企業様)な企業様から内定を頂き、その企業様にお世話になる事に致しました。
正直、本当にどこも雇ってくれる可能性が無い、又は、一時的に現在よりも条件が悪くなるのは仕方ないにせよ、将来的に不安な場合は、真剣に独立も考えましたが、就職活動の状況や社会的な状況を考えた結果、就職すべきと考え企業様にお世話になる事を選択しました。
今回、改めて感じた事は、就職とは究極の自分探しの旅であり、色々な意味でご縁があった方々に感謝の気持ちを持つ事で、道が開ける事が本当の意味で理解出来ました。

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