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香水とことばの分節

もう2つねるとお正月,今年ももうおSHI-maいの時期ですね.

年末になりnoteの下書きを消化したくてかきかきしています.
「,」「.」は研究で使っているもの.そのままで行きます!!
後から見返したときに,「ああこの時はこんな感じの"てん"と"まる"を使って頑張ってアブストを書いていたんだなぁ」と思い返せたらいいな~と期待!!!けんきゅーがんばる!!!


タイトルはnoteっぽくかっこよくつけちゃいましたが,
「香水の香り」と「香水の名前」の関係が
「概念」と「言葉による分節」の関係と同じだよなあということが言いたいんですね(伝われ!!伝われ!!伝われ~~!!!!!!!)


念をおくるだけでは伝わらなさそうですか???
念だけでわからなかった方のために,すこしだけ解説を.

かなり前,かわいい友人の持ち物からいい匂いがしたので,
「何の匂い?」と聞きましてね.

そしたら,
「多分いつも使っている香水?」
と返ってきました.

いつも使っているとのことなので,今までも使っていたんでしょうけど,
この会話までは香りを認識できていなかったんですね.
しかしこの一件があってからは,香りを認識できるようになりました.(犬?ちがいます.)

ふしぎだな~.

で,そこでふと気が付いたんですよね・・・・



これ!!!!!!国語の教科書でやったやつだ!!!
高校現代文の「ものとことば」でやったやつだ!!!

わかる!!!!わかるぞ!!!!うおおおおおおおお

なんのこと?と思った人のために補足.
「ものとことば」の主張は,

ことばがあることで,ものが認識できる.つまり,「概念やものがあって,それに我々人間が名前をつける」というよりも,「名前によって分節されることで初めて,我々人間がものや概念を認識できるようになる」

という内容でした.

それってサァ・・・
香水の香りを認識する工程も,その香水の名前とか付けている人があって,初めてその香りを認識できるようになる.
っていうことじゃん?ワ!!ウン!!プリャ!!!!

「ものとことば」の主張を借りて言うならば,
名前によって分節されることで,人間はものや概念を認識できるようになる.だからこそ,今回私が,香水の名前・使用者を知ることで,香水の香りそのものが明確に認識できるようになった
のではないかなと思いました.


順序に関して,ことばが先か概念が先かという議論があるけど,「ものとことば」の主張通り,ことばが先だ!ということを実体験したというエピソードでした.



誰の添削も受けない文章はきらくでいいなあああああ!!!
けどA41枚のアブストに,いろいろ推敲しながら言葉をつめつめするのは嫌いじゃないです.年始締め切りの原稿に終わりが見えてきて嬉しい.
ちなみに今回,A41枚のアブストと同じくらいの文章量(約1200文字)です.

それではよいお年をお迎えくださいませ!!!





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