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#短編小説
『サメがいないゴルフ場!!鮫無カントリー倶楽部』
「ファーーッ!!」 9番ホール 550Y PAR5。アゲインスト気味の風が打球を隣接するA1番ホールまで運んで行った。
「OBにしておきますか?」武装キャディ 松島たか子(44)はそう提案したと証言する。
「Aコースは出るんですよ」
「サメか?」
「サメは出ませんけど……未知の人類とかは出ます」
オナーである犬養滅次郎(50)は1番ウッドを松島に渡すと命じた。
「8番アイアン
「ファーーッ!!」 9番ホール 550Y PAR5。アゲインスト気味の風が打球を隣接するA1番ホールまで運んで行った。
「OBにしておきますか?」武装キャディ 松島たか子(44)はそう提案したと証言する。
「Aコースは出るんですよ」
「サメか?」
「サメは出ませんけど……未知の人類とかは出ます」
オナーである犬養滅次郎(50)は1番ウッドを松島に渡すと命じた。
「8番アイアン