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何から学ぶ?

殺陣を学ぶのに
不可欠なのは時代劇の世界を
身近に感じる事。

現代の動きと
足元は雪駄や下駄、草履、足袋
和服に袴…,動き自体が大きく異なります。

いわゆる和の動き慣れないと
刀を持った現代劇となります。

もちろん殺陣には様々なスタイルが
ありますので
時に洋風な動きも楽しいです。

でも、スタートとしては
一番馴染みの薄い
難しい動きからやった方が楽チンですね。

着物に袖を通し、帯を締めて
袴を履く。
腰に二刀、扇子。
そして、足袋。
これが体に馴染むのも稽古のひとつ。
また、帯を後ろで自分で結ぶ、
袴の畳み方なども
皆さんが苦戦するところですが
これがサッとできる様になった人は
自然と動きも良くなっているのです。
なんでもそうですが…,
楽なところに自分を近づける人は
なかなか前に進みづらいですね。

動きもそうです。
良い立ち回りだと思うものは
技を感じさせないもの。

とても楽に、簡単そうに動いているもの
技の難しさを感じさせないものが
本当に上手いものなのです。
スピードの調整もそう。
ゆっくりと指示されて出来る人は
上手い。
ともすれば自分のペースに
はやってしまう人は、
もう少し練習ですね。


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