#73 とってもズボラなヴィーガン飯
2月9日。火曜日。今日は、雪がちらついていた。寒かった。冬、憎し。
今日は前から書こうと思っていた【とってもズボラなヴィーガン飯】ということで。みなさん、菜食、興味ありますか? ある人にもない人にも、手軽なヴィーガン飯を紹介します。
今日の記録
11時、起床。13時からアルバイトの面接。支度して出発。寝癖が、めちゃくちゃ頑張ったのに直らない。
面接、あんまり感触良くなし。落ちたかもしれん。まあそのときはそのときで。お昼は、芋天にうどんにおにぎり。おいしい。
その後、青山でリクルートスーツを買う。カバン等も含めて3万円。僕の就活は3月から本格化なので、まあ、遅すぎるということはないだろう。「肌に優しいのをお願いします」とだけ言っておいた。
夕方、大学に戻って、また就活本の探求など。
これは明日か明後日にでも書くと思うが、昨日の「就活」本から新しく「キャリアデザイン」の本に変えたら、割と上手くいった。面白し。今日借りたものとしては、↓のものなど。
特に真ん中の筒井本、読み応えありあり。僕も段々と、就活への心持ちがわかってきた気がする。が、上手く内定もらえるかはわからん。
夜、今日はできるだけ早めに寝ようと思う。みなさんも、そうしましょう。
とってもズボラなヴィーガン飯
(3000字ぐらい)
久しぶりに菜食関連の話題。
先日、↓の記事を読んだ。
菜食生活の正しさはわかるけど、実際にやるのは大変だ、という人に向けて書かれたもの。この人の実践している「ズボラベジ飯」が紹介されている。「とにかく最初から何もかも完璧を目指さないことが大事だ」と書かれているが、本当にその通りだと思う。
一応毎回書くことにしているが、僕が菜食主義を実践している理由として「食肉は倫理的に正当化し得ない」ということがある(動物倫理の話)。可能な限り我々は他者の負う苦しみを低減すべきであるし、そしてその原則を貫くならば、動物を殺すことも正当化されないということ。詳しくは、過去記事でも書いているので触れないが(#20,26,46,57など)、最近見たものだと、↓のサイトなんかは非常によくまとまっているなあと思った。
で、本題。上の「ズボラベジのすすめ」では、家で作るパスタや蕎麦などが挙げられている。簡単なものでいいから料理に慣れろ、とのこと。これは本当にその通りだと思う。
ただ僕は、一切料理のないヴィーガン飯も紹介してみたい。既製品・外食・コンビニだけで済むようなヴィーガン飯である。バスタすら茹でない。とことん「料理」という過程を省いた、ズボラヴィーガン飯を紹介します(一応、米を炊くことは料理に入らないという前提)。
朝食
朝・昼・夜に分けて紹介します。
① フルグラ×アーモンドミルク
朝のおとも。おいしい。
先に断っておかなければならないのが、フルグラもアーモンドミルクも、完全なヴィーガン食ではないということ(どちらも白砂糖が使われているため)。白砂糖のろ過には牛の骨などが使われており、完全に動物性を排したいヴィーガンの人は、これを問題視している。ので、厳格に見るなら、フルグラはヴィーガン食ではないということになる(ただ、僕は砂糖容認派である。というのも、砂糖で使われる骨炭はおそらく食肉の過程で生まれており、砂糖を避けることで動物の犠牲を減らせるかが疑問なので)。
フルグラ×アーモンドミルクは、普通に食べるとかなり甘ったるい。ただ、フルグラについては減糖verが、アモミに関しては無糖verがあるので、その辺は各自調整できるだろう。フルグラを朝食にしている人なら、牛乳をアモミに変えるだけでできるヴィーガン飯だ。
② フルグラ×豆乳×レンジで温め
通称、ホットグラノーラ。「フルグラをレンジで温めるの?」と思う人もいるかも知れないが、これね、意外といけます。グチャグチャになるので、そこは好みは分かれるけど。普段からフルグラを食べていて、「俺はどんなフルグラちゃんのことも好きだよ......」と思える人は試してみるべし。
③ お茶漬け×納豆
納豆お茶漬けはガチ。食べやすいしおいしいし、腹持ちもよい。以前、人に紹介したらドン引きされたのだが、これはガチメニューなので試してみるべし。
ちなみに、お茶漬けはお茶と海苔でできているので、ヴィーガン的にもOK。納豆は、鰹ダレの付いていないものが好ましいが、まあ最初から完璧を目指さなくてもよし。トップバリューならタレとカラシを省いた納豆があるので、近所にあればそれがいいだろう。
④ エシカルバナナ
朝バナナ。菜食主義者たる者、搾取の構造にも敏感であるべし。エシカルなバナナを選びましょう。
お昼
① ベジラーメン(インスタント)
インスタントラーメン。僕の大学の生協では、ヴィーガンヌードルが売っている(倫理学の先生が仕入れてくれている)。これとおにぎりで腹を満たすべし。
ヴィーガン対応のインスタントラーメンは色々ある。詳しくは、↓のサイトを参照。
辛ラーメンはコンビニでもよく見かける。僕は辛いの苦手なので、あんまり食べない。
② 大豆ミートジャージャー麺(セブンイレブン )
1月に発売した新商品。これ、マジで神。普通の肉と全然遜色ないし、何より味が濃くて体に悪そうなのがよい。ベジ系の食事、どうしても「体にいい」ものになりがちなのだが、これは「飢えを満たしたい」という欲求に素直に応えてくれている。最高。
③ 塩おにぎり
米と塩しかない安心感。なんだかんだでおにぎりは、どこかで鰹節や魚介が使われがち。あんまりその辺を気にしないなら、昆布おにぎりや梅おかかとかも選択肢に入ってくる。上のジャージャー麺と一緒に食べるべし。味が濃いのでちょうどよい。お腹いっぱいで幸せになれる。栄養価は知らない。
夜
① CoCo壱のベジカレー
菜食界の救世主。CoCo壱がいなければ、僕はベジ生活を全く送れていなかったと思う。非常にありがたい。
ボリューム的に十分だし、ほうれん草やキノコのトッピング、サイドメニューにはコーンサラダなどもある。多少値段はするが、夕食として全然許容範囲。
② 大豆ミートジャージャー麺(セブンイレブン )
本日2回目。夜もこれを食べること多し。
最近はそうでもないが、一時期は週7回CoCo壱に行ったり、毎日ジャージャー麺を食べていた。今はだいぶ飽きてきてしまった。近頃はちょっと妥協して、いなり寿司やうどんも食べるようにしている(魚介だしが使われているので本当はよくない)。
外食だと同じものばかりになりがちなので、ちゃんとやるなら自炊するのが一番ということになるだろう。
その他
↓のものがあるだけで、米は食える。
・味のり(神)
・海苔の佃煮
・ふりかけ(のり味)
・食べるラー油
・いりごま
・ごま油(血迷ったときに使う)
米を食べて腹を満たしたい夜食などで使用。
* * *
以上。ここで挙げたものが、僕の食生活の大部分を支えている。あとは野菜ジュースやオレンジジュースなど。
「ヴィーガン」「ベジタリアン」と聞くと、食への意識が高い人や、健康志向の人を連想するかも知れない。が、僕の場合は動物倫理的な観点からこれをやっているので、そうではない。健康面については、肌荒れが治っただとか、体重が減っただとか、そういう変化も特にない。むしろ、食制限のストレスで精神がすり減りがち。
振り返ってみて、やっぱり自炊することが大事なんだろうなあと思う。自分で食材を買い、レシピを調べ、ちゃんと調理するということ。そしてそれに慣れていくこと。僕も少しずつ、生活習慣そのものを変えていきたいです。運動や睡眠も意識したい。
そんな感じかな。菜食に興味なかったという人も、セブンのジャージャー麺(と納豆お茶漬け)は試してみるべし。そして反・食肉に少しでも関心を持つべし。もう少し日本でも、安く手頃なヴィーガン飯が進むとよいなと思っています。ぜひ皆さんも頑張りましょう。
よく飲むジュース。野菜の摂取。
夕食。食べ物の写真を撮るのが下手なんです。おいしそうに見せられない。