見出し画像

竹の温灸器がやって来た

竹工芸修練道場には、鍼灸師の方も生徒として通っている。
身体についての話を聞いたり、枇杷の葉を使った手当やお灸の仕方を教えてもらったりすることもある。生徒だけではなく、先生も体質改善のために温灸をしたりしている。

そんな環境の中での「あったらいいな」が形になった。

なんと、竹で出来た温灸器だ。

↓竹かごの蓋を開けると金網の受けが入っている。
ちなみに入っているもぐさも国東産の手作り。(おまけで付けてくれた。)

画像1

↓裏はこんな感じ
この穴からもぐさの熱が伝わる。

画像2

丸めたもぐさを中にセットして火を着ける。温灸器ごと持って温めたい箇所の上に置く。

白い煙がモウモウと出て、もぐさの香りにも癒される。

竹の節越しに伝わる熱のあたりも柔らかい。

前々から、肩が凝ったり頭痛がする時などにせんねん灸を使って温灸をしていた。手軽でやけどをする危険もないが、値が張るのと肩などに置きにくいのが問題だった。

ひねったもぐさを直接身体に置いて灸をすることもあるけど、やけどしないようにタイミング良くつまむのも毎回緊張する。

そんなわけで、ちょうど温灸器が欲しかった時に竹温灸器が開発された(国東半島発!)ので速攻でお迎えしてしまった。

しかも、先生の手製。

見た目もカッコいいので、寝室と言わず飾っておきたい。

煙で燻されて、カゴの色が変わっていくのも楽しみだ。

画像4


<竹工芸作家・三村竹萌先生に関してはコチラ↓>

↑プロフィール写真のようなアート作品制作を中心に活動されてますが、温灸器も受注販売してくださるそうです〜

この記事が参加している募集

#私のイチオシ

50,909件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?