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竹工芸修練【四海波花籠】(しかいなみはなかご)

今回は、先生にリクエストをして子供に向けたワークショップに適した編組(へんそ)を教えてもらった。

というのも、支援員として通っている学童クラブが朝から晩まで開所になってしまい児童達が退屈をしているからだ。(もちろん、流行の感染症により休校となった影響。)

先生から定期的に与えられる宿題をする、体育館で運動、カード・ボードゲーム、ipadで動画をみる、お絵かきや折り紙、くらいしか選択肢がない。
(ちなみ、読書をする子は本当に少ない。)

「退屈〜〜。」と言いながら、昼寝したりしている。

卒業生は、学校で作るはずだった卒業制作を学童でしている。

そんな状況で、

先週WEBで無料ダウンロードできるペーパークラフトを何種類かプリントアウトした所、夢中になる児童が多かったのでクラフト系は良いかも!

と思い、先生に相談した次第だ。

(卒業生にとっては、手元に残る記念品になるかも知れないし)。

何種類か子供に向きそうなものを紹介&手ほどきをしてもらった。

・四海波花籠(しかいなみはなかご)
・竹玉
・コースター(もろもろの編み方)
・六ツ目編みのザル、カゴ

どれも、魅力的だけれど教える方の技量と準備がかなり必要。

その中でも、
プレゼント向きで見栄えも良い四海波花籠(しかいなみはなかご)と、

日常的に使えそうかつ難易度が低いコースターが良かろうということになった。

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写真の状態で一番外側(縁)の処理を施したものが、コースター。
(一番シンプルな編み方。)

ここからさらに、外側に広がっている竹を束ね結びながら編んでいくのが四海波花籠(しかいなみはなかご)。

ひごは一節程度の長さのものが16本あれば出来る。

(うち8本は表皮、8本は身竹)

難易度はさほど高くないけど、やはり手が覚える程度には修練しないとワークショップにはならない。(少なくともあと4〜5個は作ってみないと)

それでも「子供達の退屈が紛れて、ちょっとしたお土産になれば」

という目標が出来たので、普段よりも自主練がんばれそうだ。

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