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【レベル17】6月の読書メーター

こんにちは。

今回は月イチ恒例の読書メーターです。

そもそもなんで“メーター”なの?というと、単にそういうアプリをつかっているから、という理由で特段こだわりはありません。

このアプリ実は結構おすすめで、読みたい本をリスト化できたり、読んだ本は感想をつけて管理できたり、と便利なところがいっぱいあります。

その感想はSNSのように公開されており、同じ本でも自分と異なる感想を知ることができる点がとても楽しいと感じています。

(ショッピングサイトのレビューとは異なり一歩踏み込んだ感想が多いのが特徴です。)


それでは、6月に読んだ本を振り返りたいと思います!

6月の読書メーター

先月に引き続き6月は3冊の本を読みました。

・図鑑? 1冊
・ビジネス書 2冊

ビジネス書の2冊が少し難しい内容だったので、いつもより読了までに時間がかかった印象でした。

でもこの3冊は読みながらワクワクしていました!

それでは今月の3冊見ていきましょう!!

①一生役立つ きちんとわかる栄養学 監修:飯田 薫子 寺本 あい 

この本を読もうと思ったのは、kindleで無料で読めたから、それだけです笑
興味のない分野の本を読んだらどう思うのかな、と気になり手に取ってみました。

ビジュアルも多く図鑑に近い感じで読みやすかったのですが、kindleでは白黒でしか表示されずもったいないので、読みたい方は実際の書籍で読むのがおすすめです!

この本は、バランスの良い食事を取るべき!という主旨ではなく、
「こういう時にはこういう食材がいいよ(風邪の時、便秘の時、など)」と、悩みや症状ごとに取るべき食材(栄養素)が書かれています。

 また、聞いたことがあるけどよく知らない栄養素(ナットウキナーゼとかベータカロテンなど)のこともわかりやすく記載されており、図鑑や辞書として手元にあると便利だと感じました。

 よくよく考えてみると私は口内炎ができやすく、また冷え性でもあります。
いわく、ビタミンB系が圧倒的に足りてないそうです。

ビタミンB系を多く含む食べ物(シジミやレバーなど)もほとんど摂取できていないことが判明。

これはまずいと思いサプリメントをのむようになりました。

即効性はありませんがサプリメントを飲み始めてからはまだ口内炎ができていません!!(理由は他にもあると思いますが嬉しい!!)

読んでよかった!!笑

今回は全く興味のなかった栄養学の本を手に取ってみて、このジャンルを食わず嫌いしていただけでぜんぜん楽しめるじゃん!と感じました。

なんとなく小学生の時から栄養の話ってあまり興味なかったのですが大人になってみると見え方が少し違ってました。
(健康を考えるような歳になってしまったということでしょうか笑)

一度読んでおいて損はない分野ですので、意外とおすすめかもしれません!

②2025年、人は「買い物」をしなくなる 著者:望月智之

小売・メーカー・ECで今まさに起きているイノベーションを伝えつつ、「およそ5年後の近未来」を予測することが本書のテーマだ。

具体的には、「デジタルシェルフ」というキーワードを通して、これまでの消費の変遷やこれからのトレンドを、やさしくお伝えしたい。
引用:amazon

本書では、今後多くの人が買い物をしなくなるというより『買い物をしている感覚がなくなっていく』と述べています。

これまでの買い物の歴史をみると、実際にお店に足を運び、棚を見て商品を選んでいました。

よりお客さんの目につく場所に商品を並べるために、メーカーはそのお店の棚を奪い合っている、というのがこれまでの基本でした。

ですが、5GやIotが進む将来(5年ほど先の近い将来)においては、もはやお客さんはお店で商品を買うことをしなくなると予測しています。

それに伴い、買い物のプロセスが大きく変わります。

お店に行くことはもちろん、現金で支払うこと、商品を実際に見ること、最終的には自分で選ぶこと、これらのプロセスが無くなってしまいます。

そうなったときにメーカーは何に商品を並べるのか(何を重視するのか)、それはスマホの中にあるデジタルな棚、いわゆる『デジタルシェルフ』です。

デジタルシェルフを奪い合うにあたり、重要度が高まるものがあります。
それが『情報』です。

その顧客がどんなものをどういう経緯で買ったかという情報を企業は求めます。

そして、この情報を得るために、有効な手段の一つがサブスクリプションであり、その一例としてNetflixがあげられています。

Netflixは、映画の配信のみならずオリジナドラマの制作も行っており、外れのない作品を多数生み出しています。

では、なぜNetflixの作品にははずれが少ないのか。

それはヒットから逆算し、外さない制作方法を用いているからです。

例えば、このゾンビ映画を見た人は次にどんな監督の作品をよく見るとか、このバラエティ番組を見た人は次に誰が主演のドラマを見ている、などの情報を細かくデータ化します。

サブスクであるがゆえに、ユーザー情報はどんどんたまっていきます。
(顧客的にはいくら見ても代金は同額なのでたくさんみます。)

そして、その膨大なユーザー情報をもとに、緻密なデータ解析を行いキャスティングを行うのです。
(AIが行うことでプロデューサーが不要になり費用も適正化されます。)

その結果、オリジナル作品はほぼヒット作となるのです。

このNetflixの一例を見ても、データを用いたビジネスが主流になり、もはや情報なくして成功はないということが分かります。

重要なのは『情報』です。そう伝えたい一冊です!

購買行動を通して、このようなことを述べている本書は非常に興味深いものでした。

ぜひNetflixの例だけでも読んでほしいです!!

そして私はNetflixに入りたいです!!!!

③未来に先回りする思考法 著者:佐藤航陽

「実際に空を飛ぶ機械が、数学者と機械工の協力と不断の努力によって発明されるまでには、百万年から一万年かかるだろう」
ニューヨークタイムズにこのような社説が載ったのは、ライト兄弟が人類で初めて空を飛ぶわずか数週間前のことでした。
今に生きる私たちも、この話を笑うことはできないでしょう。
iPhoneが発売されたとき
「赤外線がないなんて流行らない」「おサイフケータイが使えないなんて不便」
と多くの人が言っていたことを、
Facebookが日本に進出したとき、
「実名性のSNSは日本人の気質には合わないので普及しない」
と多くの「知識人」が言っていたことを、私たちは都合よく忘れています。
人間は本来、未来を見誤るものなのです。
しかし、そんな中でもごくわずかな人は驚くほどの先見性を発揮して大きな成果を上げています。その違いは人々の「思考法」にあります。
引用:amazon

この本はあくまでも「未来を正確に先読みをすることはできない」という立場をとっています。

それを前提として、先見性を発揮するための思考法を考えていくという展開で話は進んでいきます。

筆者の主張としては先読みをするために重要なことは
「点ではなく、線で考える」こと
つまりその場面だけではなく流れで考えること、と書かれています。

例えば、携帯電話が生まれた時も
急な思いつきで発明されて販売が始まったわけではなく、
当時、自宅にはすでに電話があって、それを「外で使えたらもっと便利なのに」という需要が大きくなって生まれた、という風に流れの中から生まれたのです。

このようにその場面だけで考えると、それを考えた人が天才で自分とはかけ離れたものに思えるかもしれませんが、実際はそんなことは無く、日常的な懐疑にこそチャンスがある、と筆者は伝えています。

ただ、それだけではなくそれに伴う現状のテクノロジーの立ち位置やタイミングも重要と書かれており、とても勉強になりました。

(今の技術ではできそうもないことはまだ難しく、また新たなことを形にするときに一番初めよりも2番手の方がコストやリスクも低減できるという意味でテクノロジーの立ち位置やタイミングも重要ということです。)

振り返りとおすすめ

今回の振り返りとして、未来のこと(これからのビジネス)を考えるというテーマのものが多かったのですが、これらは先に読んでおいてよかったと感じます。

なにがきっかけでこのサービスが売れているのか、と考えるようになったり、この企業が欲しい情報ってなんだろうと考えるためのヒントを得られたのかなと感じます。

また、栄養学の本を読んでから昼食が変わりました!笑

これまではカップ麺が中心でしたが
(安いしおなかいっぱいになるし最高)
塩分がすごいと知り、敬遠するようになりました。

思い付きで読んだのですが、体を大切にするきっかけとしては抜群によかったような気がします。

今回の3冊ですが、どれもおすすめです!!

なぜなら、すべてkindleで無料で読むことができるからです!!!!

こんなチャンスないですよ?笑

ぜひ皆さんもご一読ください!
感想も教えてくださいね!!

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アカウント:Kinoshita Takuya

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
リアクションお待ちしています。

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